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ログホライズン外伝if ~1人で行う世界制覇~  作者: 夜の狼
第2章 -平穏と鳴動ー
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キャラクターとアイテム解説

新章突入に際して、キャラクターと一部アイテムの紹介を行いたいと思います。

主人公キャラクター


アンジェロ(イタリア語で”天使”という意味)

年齢:20代前半(22~24歳くらい)という設定

メイン職:守護戦士ガーディアン

サブ職:芸能人

身長:175cm

体重:63kg(BMI指数・20.57)

3サイズ:B90・W62・H92(推定)

 肩まである輝く様な銀髪を頭の後ろで束ねてアップにして、白い肌をしている。眉毛と瞳のみが黒くて、やや吊り眼。そして、豊かな胸部を包み込む白いタンクトップの様なアンダーウエアに白いベスト、白いホットパンツに膝下までの白いブーツと、全てが白で統一されている。

 さらに、メロンを2つに切って真横に並べた感じの、豊かでしかも下品に見えない形や大きさに整えられた胸に、程良くくびれたウエスト、まろやかな曲線を描くヒップラインなど、全てが絶妙なバランスで形勢されたプロポーションをしている。

 キャラクター作成の際に、「画面を拡大表示して、細部にまでこだわった」と本人が語っている通り、これまでに登場したどのタイプの女性キャラクターとも違う、かなり美しい容姿をしている。

 また、アニメなどの二次元キャラクターに影響されたデフォルメさーー黒目がちで大き過ぎる目や、アンバランスに大きい胸や尻、異様に細いウエストなどーーが全く無い為、リアルな美しさも兼ね備えたキャラクター。さらに、少しハスキーがかった声も、その魅力をアップさせている。

 性格は、本人によると「アネゴ」と言う事らしい。ただ、それは普通に女言葉を使うのが恥ずかしいから、というのがどうも本音の様だ。

 中身のプレイヤーが黒狼と同じなので、当然ながらその性格も全く同じだが、現在は一応女性だという認識はあるらしく、最低限のたしなみは自覚している。

 円卓会議において、肉体転移キャラクターチェンジの結果、中身のプレイヤーは男性だと発表されているが、あまり信じられていない。


サブ職の芸能人について。

 サブ職のレベルの半分のレベルで、様々なスキルを行使する事が出来る。吟遊詩人バードのスキルと同じ、楽器演奏や歌唱を始め、茶道に華道に舞踊ぶようやダンスなど、およそ芸能と関係のある事は一通り行う事が出来る。

 さらに、化粧メイクやスタイリストとしての能力もあり、限定的だがステージ衣装など一部の衣服の製作などが可能であるし、他にも色々と意外な事が出来る可能性がある。

 ただし、現在の最大レベルである100の半分、最高で50レベルまでしか各スキルを使用出来ない為、全ての行動で本職に劣る。また、芸能人オリジナルのスキルを持たない事も欠点である。


特殊な技術スキル

 本人に武道の心得がある為、格闘家モンクのスキル「ファントムステップ」の様な動きや、武士サムライのスキル「刹那の見切り」に近い回避行動を行う事がある。また、同じく武士のスキルである「後之先」をも使用出来る。他にも実戦向きの武道の技術があるが、守護戦士の時に使われる事は少ない。


※「後之先」とは、本来は実在する流派「柳生新陰流」などに代表される、剣術奥儀の1つである。居合いの一種であり、先に斬り付けられた者が、斬り付けた相手よりも早く斬り返す事を言う。後手だった者が先手になるので、後之先と呼ぶ。


 これらは、ゲームのメイン職とは無関係に、アンジェロのプレイヤー自身が身に付けている技術の為、現実世界となったエルダー・テイルにおいて、特に何の制限も無く使用する事が出来て、MPも消費しない。ただし、発動すれば確実に成功するコマンドスキルと違い、当然だが成功するか否かは、本人の技量次第である。


限定スキル

 トライアルの初期のクエストで入手した、特殊なアイテム【認定証 パティシエ】【認定証 寿司職人】により、一部の料理を現在のサブ職料理人と同じ、最高レベル100で生産出来る。

 ただし、パティシエはクッキーやビスケット、ケーキなど洋菓子のみが作成可能で、パンを含めたピザや、まんじゅうに大福などの和菓子は作れない。同様に、寿司職人が作れるのは寿司と名が付く料理のみで、その他の和食やそばやうどんなどの麺類、さらに丼物なども駄目。つまり、それ以外の事は素人と同じな為、かなり使用範囲の狭いスキルである。また、食べ物は作れても飲み物は作れないので、意外と不便なスキルでもある。


装備・所持アイテム

【魔剣・無敵の刃インビンシブル・ブレード

「分類・バスタードソード」「装備可能職・守護戦士」「装備可能レベル・1」

フレーバーテキスト

神が作りし伝説の剣。その破壊力は並ぶものが無いとされ、あまりの強さに魔剣と呼ばれる。

また、持つ者に、特別な力と強力な技をもたらすと言われている。

ただし、代償として剣の持ち主は、誰ともつながりを持つ事が許されない。

能力詳細

①所持する者の能力(HP・MP・攻撃力・防御力・その他全ての能力値と属性値)を、常に10%増大させる。

②30分間に1度、装備する者のHP・MP以外の能力値を、1分間だけ3倍に出来る「頼みの力ラストリゾート」を発動する事が出来る。

③1時間に1度、固有技「無限大の一撃インフィニティ・スラッシュ(=敵に与えるダメージが10倍になる)」を使用出来る。

④装備する者は、あらゆる状態にあっても自動的にHPとMPが徐々に回復する。

⑤所持する者は、「即死を含めた、あらゆる状態異常」にかからない。

⑥この剣は、所持する者が自ら望んで破棄しない限り、永遠にその手元から離れる事が無い。

使用上の制約

①装備する者が、パーティー及びレイドなど2人以上の人数で構成される集団に参加した場合、HPとMPを含めた全ての能力が「1/100」になる。また、魔法を含めた全ての付与効果とスキルが発動しなくなる(メンバーから外れたら元に戻る)。

②いかなるケースにおいても、決して制覇者として所持者の名が残る事は無い。


※バスタードソードと言うのは、片手でも両手でも扱える両刃の剣の事です。片手時より両手時の方が攻撃力は上りますが、当然ながら盾が持てなくなります。


 アンジェロは、初期装備で偶然これを手に入れます。ソロプレイでは文字通り無敵かつ最強の武器で、両手で持てば基本攻撃力が上昇する上に、この武器自体にステータスを底上げする効果がある為、攻撃力が10%アップするだけでなく、腕力の上昇によっても攻撃力がアップします。

 つまり、「腕力の10%アップによる物理攻撃の威力がアップ+基本攻撃力が10%アップ+両手持ちによる攻撃力がアップ」という具合に、青天井で攻撃力が上昇するという、桁違いの破壊力を発揮します。

 しかも、HPとMPが戦闘中であっても森呪遣いドルイドの特技「ハートビートヒーリング」や、吟遊詩人バードの特技「瞑想のノクターン」などの、魔法の付与を受けたのと同じ回復状態になり、即死を含めたあらゆる状態異常にかからなくなるという、まさにソロプレイにうってつけの補助効果も得られます。この効果は通常時でも発動していますが、MPが自動で回復するのは戦闘時には有り難い事です。

 さらに、30分に1度だけ「頼みの力ラストリゾート」を発動する事が出来る様になり、1分間だけHPとMP以外の、全ての能力値が3倍になります。当然ですが、この間は攻撃力と防御力も3倍になります。しかも、腕力や耐久力などの能力も3倍ですので、実際には3倍を上回る上げ幅となります。また、各属性も3倍になりますので、属性攻撃に対してとんでもない耐久性も得られる事になります。

 その上、1時間に1度だけ、固有技「無限大の一撃インフィニティ・スラッシュ(=敵に与えるダメージが10倍になる)」が使用可能になります。

 これ程までに強力な武器ですが、装備した状態でパーティーや大規模戦闘レイドなどの多人数プレイの集団に参加すると、全ての能力が激減してしまう上に、一切の援護魔法を受け付けなくなったり、スキルを全て封じられてしまうなど、役立たずどころか完全に居ない方がマシな状態になってしまいます(一応ですが、ソロプレイ時だと一部の援護魔法は効果があります)。

 そして、ダンジョンやレイドゾーンを攻略した時に、攻略者の中に名前が刻まれなくなってしまうという、地味ですが不名誉な効果もあります。

 つまり、装備プレイヤーが完全なお飾りになってしまうので、まだ効果がそれ程強く発揮されない序盤では、あまりにもデメリットが目立つプレイ上の不便さから、すぐに破棄されてしまうだろうという想定のアイテムでした。

 なお、余談ですが、「神が作った=運営が作った」というシャレだろうとは、シロエの見解です。


 その他の装備について。

 イヤリング・ネックレス・腕輪・指輪・ベルトなど、身に着けている各種アクセサリーには、それぞれに攻撃力・防御力・魔法防御力・回避力・属性値などを若干高める効果があるが、あくまでも補助的なものであり、その効果は微々たるものである。

 また、回避力や移動速度を重視している為、普通の守護戦士に比べると軽装備であり、総合的にHPは多いものの打たれ弱い。

 主な防具は、アメリカンフットボールのプロテクターの腹部を切り取り、それを上下に分けた様なセパレーツの鎧であり、最低限重要な部分のみを保護するという、かなり露出の高いものである。


「黒狼」について

 アンジェロのプレイヤーのメインキャラクターは、「黒狼」というヒューマンで若い男性。「ころ」という通称は、「こくろうだから、ころ」と言うカナミによるもの。職業は格闘家モンクで、シロエを始めとする直継やにゃん太、ソウジロウにナズナ、そしてカナミらと同じ『放蕩者の茶会デボーチェリ・ティーパーティー』のメンバーだった。

 サブ職の鍛冶屋で、茶会の使用装備を担当していた。

 性格は、クールな硬派の様で実は軟派。優しさと思いやりがあり、会話が面白いムードメーカーで、サプライズの天才。「キャラクターを男性にしたのは女性を口説く為」とうそぶいており、時には女性を口説く様な素振りを見せたり、エロトークも切り出して直継とも気が合ったが、彼のおぱんつ談義までには付き合えていない。

 家計が武士の系統であり、武道をたしなむと同時に、武術マニアでもあった。さらに、祖父は旧日本兵、父は自衛官という事で、戦術や戦略にも造詣ぞうけいがある。また、極めて多芸で博識でもあるが、器用貧乏だとは本人の談である。ここら辺りの事が、アンジェロになってからは、大いに有利に働いている。

 トライアルの初日から参加している最古参のプレイヤーで、リアル年齢はにゃん太と同じくらいと思われる。その為、「キャラは若いが話せるオッサン」として定評があった。



 ※キャラクター紹介は以上です。完璧の様で致命的な穴がある、面白いキャラクターです。チートくさい能力を持っていますが、実際は本人が言う通りの器用貧乏で、性格もどこか憎めません。

 以後も宜しくお願い致します。

 キャラクターとアイテムが、かなり強い設定ですが、完璧無敵の無双状態にならない様に、バランスを取ってあります。それでも万能色が強いですが、元々ソロ活動が根本にある物語ですので、そこはご勘弁下さい。

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