幽霊少女は学校に来た 1
どうもみなさんこんにちは、「あゆ」と申します!
この幽霊少女と少年の行く末を見守っていただけると嬉しいです。
そうして大急ぎで自転車を漕ぎ、学校へ向かっていると、「すっご!!自転車の後ろ乗んの楽しい!!!」と言ってきた。脳天気だ。こっちは大慌てで漕いでいるというのに。「はぁ…つ、疲れた…」そうして、20分ほど自転車を漕ぎギリギリ遅刻せずに済んだ。教室へ入ると「おっはよぉー!なぎぃ!」とやけにテンションが高い僕の友達こと、蒼真が声をかけてきた。「はぁ…おはよう。」とため息をつきながら返事をすると「なーんでそんなテンション低いんだよぉ〜!てか、髪型どうしたん?なんかとんでもないことなってんぞ〜」と言ってきた。確かに、いつもよりも早く漕いだし、風も強かったしな。「…まあ覚えてたら直すかも…?」「いやそれ直さないやつやんけ。」という茶番をしていたところで「はいじゃあ席つけー、SHR始めるぞー」という声と共に担任が入ってきた。その後、特に何事もなくSHRが終わり、1限が始まった。
1限目は世界史だった。よりによって、僕が一番嫌いな教科だなんて…「はぁ…」とため息を漏らしていると、「ねーえー、この授業つまんなーい!」と言い始めた。うん。それには激しく同感する。だが、僕は何も反応せずに板書をし続ける。「えぇ!?ちょちょちょぉ!無視はひどいって!」と僕の視界の端でうろちょろし始めた。くっそ邪魔だ。鬱陶しい。…でも、流石に声に出して返事をするわけにはいかない。ノートに書いて返事するか。『おい、静かにしててくれ。うるさい。』と書いてみた。「お、やっと返事してくれた!!うーんまあ、静かにしてるよぉ…あ、てか隣の席誰もいないし一緒に授業受ける!」……まあ、いいか。『それはいいが静かにしてろよ。』「りょ〜!」そう言い始めてはや10分。隣を見ると…天が机に突っ伏して寝ていた。いやなんでだよ。僕のベッド占領して寝たくせに。…まあいいや、これで静かになったし。そうして僕は聞きたくもない世界史の授業を聞くのであった。
キーンコーンカーンコーンという授業終了を告げるチャイムがなり、生徒全員が椅子を引く音に驚いたのか、天が飛び起きた。ずっと寝ててくれたらありがたいんだけどな。「ありがとうございました。」という声と共に、全員が動き出す。僕はというと、疲れて机に突っ伏していた。…てか、なんだあの授業!わっかりずれぇし、ただでさえ声が小さいのに一番後ろとかなんも聞こえねえよ!!そんな風に心の中で愚痴を言いまくっていると、「よっ!次移動教室だから行こうぜ〜」と蒼真が声をかけてきた。「ちょ、ちょっと待って…今死にそうだから…」すると「あー、そういや凪世界史苦手だもんな〜」と言ってきた。くっそぉ…こいつチャラチャラしておきながら、学年上位に入るくらいに頭いいんだよなぁ…はぁ、これ世界のバグだろ。意味わかんねぇ。そう思い蒼真の愚痴を心の中で言っていると、「え!?移動教室ってどこ行くの!?」と天が質問してきた。僕は小さな声で「理科室行くんだよ。」と言うと、「え!?理科室行くの〜!何すんの?実験!?」…こいつに構ってると埒があかない。無視しよう。「なーんかブツブツ言ってるけど、さっさと行こうぜ。遅れたらあいつ怒るぞ〜」そう言われ、僕は蒼真と理科室へ向かうのだった。
次回も読んでいただければ幸いです。
それではまた次回〜!




