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最も効果的なVR技術活用法  作者: 作為の肴
第一章 こんにちは新世界(説明が多い!)
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世界考察:VR世界について

忘れないように設定を書いたもので、別に見なくてもいいです。なんなら作中で言ってたりします。説明に齟齬があれば教えてくださると幸いです。

世界レベルのシュミレーション。

現実には存在し得ない法則が取り入れられたそれらの世界を作るには、大陸レベル以上の高度な知識人がたくさん必要になる。

そうして世界の総力を上げてここ30年で制作されたシュミレーション世界はまさに異世界である。基本的な物理法則の一部や作られたあとのシュミレーションなどはAIに任せられ、その他それぞれ世界各国の様々な専門家と分担して作られているので、それらの世界を完全に把握している人類はいないだろう。理解できたとすれば、それは宇宙をひとつ完全に理解するのと同義である。

そんな創造主(ニンゲン)すら完璧に把握し得ない未知の世界は世間では「新世界」と呼称され、今現在すべて合わせて6つの現実と同等かそれ以上の世界が電子の世界に作られている。これらは新世界と言われる。

内訳は、

・宇宙誕生以降の現実世界をそのまま読み込み、百年前までの現実世界と権利的な問題で人が一切いない百年前から今を再現する「基本世界」。

・もしもの世界を生成し続ける、予言装置「平行世界」。

・現実では説明できないような超常の怪物たちが跋扈する「怪物世界」。

・魔法という新しい法則を適用した世界「魔法世界」。

・神話や神秘が実在し、そこで人々が暮らす

「神魔世界」。

・様々な世界の坩堝をゲームの様なシステムで統一した「遊戯世界」

が現在ある。

ここ十年はVR技術開発ではなく人口増加のため宇宙空間に目を向けたプロジェクトに人を割いており、また当初の計画はとっくに完了しているので当分新作はでないだろう。

初めて世界に入る時、私たちはそれぞれの世界の固有法則をその世界の人間又はそれに近しい種の平均値程度を与えられた仮想の肉体(アバター)を獲得する。ある程度体格や見た目をいじることは可能だが、どの世界も余りに自身とかけ離れた肉体にはできない。

それ以降のアバターの再作成や改造には歴史に残るほどの偉人や英雄にならなければならない程の偉業となるだろう。

しかし、それができるのであれば年を若返えさせることも全く新しい姿になることも不可能ではない。

これらの世界はいくらVRでシュミレーションだとしても非常にリアルである。にも関わらず、そこに住むニンゲンの常識も、そもそも法則自体が異なるのでそのまま活動することは現実世界に多大な影響をもたらす。特に幼少期には影響が大きいため、18歳未満のプレイは認められていない。

VR世界から現実へ戻る際は専用の処置を行い、敢えてそこでの体験をある程度他(・)人(・)事(・)、第三者目線になるように処理される。処理はされるが、経験は殆ど自身に還元されるよう、調整されている。逆に現実からVR世界に来る際は処理された体験を再処理してもとのようになるようにされ、臨場感は損なわれない。

さて、ここまでは国連が開発した、「夢の繭計画」のメインテーマについて紹介したが、このVRシステムはあまねく人々に開かれ、自由にプログラムを組めるようになっている。もう一つの世界を作るには世界規模で長い期間をかけて行わなければならないが、例えば雪山を再現してスキーだけできるようにしたり、一定のフィールドを用意し、特定の動植物になること、「魔法世界」や「神魔世界」の一部魔法や神秘を再現するだけなら可能である。

実際に追体験できる映画やリアルなVRゲームなど、商業化された物も多い。研究機関や一部企業はリハビリのための空間や現実では再現の難しい実験のための空間を莫大な予算と人員を使って制作することもある。

他にも動画をVRで放送できるサービスも展開され、世界中で利用されている。

新世界はどの世界も一律で現実の3倍で流れている。VR空間では上限は殆どなく時間を加速し続ける事ができる。しかし、脳の負荷が10倍程で限界に来るので、現実との折り合いも兼ねて3倍としている。

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