再び海辺の町
「あ、おねえちゃんだー!」
「どうしたのー?」
お腹が空いたので、子どもたちと屋台巡りをした。
漁場長の下に案内してもらって、子どもたちはまた遊びに行った。
私たちは、鋳物の村で手に入れた鉄板を見せて、コンロを借りた。食べてもらってから説明しようとしたが、準備してると人が集まってきた。
「おまえらが来ると何かしらしでかす。それなら最初から見ていたほうがいい。」
と言うことらしい。ま、いいけど。
細かい説明はテイリックさんがしてくれるので、私は焼くことに集中した。途中、楽しそうだからやりたいと、何人かが焼いていた。
焼き上がったものに、カツオ節やら海苔を砕いたものをふりかけて配った。
「「「おいしーいっ!!」」」
「たこの他の食べ方です。美味しいよねー。」
漁場長が屋台で出したい希望者を聞いたところ、新婚さんが是非、と言ってきたので、その人たちがすることに決まった。
テイリックさんと仕入れ先について旦那さんとはなしているので、私は奥さんと材料について話した。焼くのはさっきやってみたらしく、がんばるとのこと。上手くいくといいですね、と話した。材料変えても美味しくできると思いますよ、だから気にせず美味しいものを作ってくださいね、とも。
朝食後、宿を出ると子どもたちがやってきてお土産を買うのを付き合ってくれた。
いろいろ見て回って欲しいものを買った。時折、子どもたちと買い食いをしてみんなで笑って過ごした。
テイリックさんが新しい貝殻の髪留めを、旅の記念にと買ってくれた。子どもたちにもねだられてたけど。
麦の村と鋳物の村にお土産と手紙を送ってもらった。馬車に積むらしい。急ぐものはお金を払うと別便で対応してくれるらしい。なので、タコだけは鋳物の村に別便で送った。
そして、私たちはカスクの町に帰ることにした。




