【第10話】決着、キマイラ討伐
キマイラとその他の魔物達との決戦。
「エレーヌ。まずは俺がキマイラの相手するから、他の奴らを頼む」
「分かった、雑魚は私が早めに倒すから」
ワタルとキマイラはいきなり空中戦だ。
ワタルにはシールドが無いから、強い攻撃を1回でもまとも受けると死につながる。パワーもはるかにキマイラが上。でもスピードと剣を振れることで上回る。それと、何より相棒シュナイダーの存在が強み。
「ワタル、できるだけ相手の左側に回りながら戦おう」
「OK!」
斬撃、ウォーターカッター、エアカッターでシールドを壊して、そこにファイアーボールとアイス・ランスでキマイラの身体を削っていく。
「これを続けて、地上に降ろそう」
そこから数分後、お互い傷付きながら地上に降りた。
「シュナイダー!ギア上げていくぞ。アースウォール3連発よろしく」
よろめいたキマイラのスキを付いて、切りつける。
「ワタル、魔物はあらかた片付いたぞ」
「エレーヌさすがだ。ちょっと休んだら少し変わってくれ。そこで仕留める」
30秒経過し「ワタル、代わろう」
「足を狙ってくれ。こいつ他より知能が上だから気を付けて」
エレーヌは瞬間移動を駆使しつつ、足への斬撃と剣で切り付けていく。
ワタルは大技のために、息を整える。キマイラは足をやられて動きが鈍くなった来た。
「エレーヌ、離れて」
エレーヌが離れると同時に・・・
「エクスプロージョン!!!!」
キマイラの頭上に大技が炸裂。もの凄い火力で轟音を伴って爆発。
煙が貼れた後には、キマイラの魔石がちょこんと残っていた。
「やった」
ワタルは一気に体力を消耗して、へたり込む。隣にエレーヌもへたり込む。残っていたわずかな魔物達も、逃げていった。
「やったな。退治したぞ。これもシュナイダーのおかげだな」
「俺は?ハハハ。ちょっと計画が狂ったけど、なんとかなった」
疲れ切ったところで、嬉しい知らせ。
’ピコン’ ’ピコン’ ’ピコン’
「レベルが45に上昇しました。能力シールドとシャドウを取得しました」
「シャドウ?あー姿と気配を消すやつね。シールドも助かるな」
「俺はどうなったと思う?」
「シュナイダーどうなった?」
「えーへっへっへ」
「なんだよ。疲れてるんだからもったいぶるなよ」
「ついに、結界を使えるようになった。半径1キロまで」
「他の魔法も強くなった。飛行は1時間は可能だ」
エレーヌに説明すると、案の定・・・
「お前、本当にずるいぞ。異世界でも反則だろそれ」
「ずるいと言われてもねえ(笑)前世で15年以上AIと格闘したおかげだよね、これ」
「Lv.45だけど、実質60~70だな。ここらではダントツNo1にまでになったな」
レベルが上がると同時に体力も回復し、街の近くまで、一気に飛んだ。エレーヌをおぶって。
エレーヌもLv.35に上がっていた。




