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三章⑥
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◼️◼️は、夜中、圭の屋敷の近くにやってきた。
(ここが第二部隊隊長の家……。式神二人に人間二人か。式神はいいとして、何故人間が二人もいる?)
一人は圭のもの。だがもう一人は?
(客人か? いや、こんな時期に客人を招くだろうか。だとしたらもう一人はいったい……)
◼️◼️は圭の家への侵入を考えていた。
当然、圭がいない時間帯を狙うつもりだ。
(情報が足りない……ブラッドドールはいないと聞いているが、可能性としてはある。誰なんだ、このもう一人は……)
夜明けが近い。
(くそっ、ここに手がかりがあるのはわかってるんだ。必ず見つけてみせる……待ってろよ、チカ)
◼️◼️は足早に去っていった。




