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星詠みのクルル  作者: 栗花落
冒険者学校
8/9

Cp1-7 最初の授業

ようやく学校編です・・・・

その次の日は休みを学校の準備で終え

本格的に始まる学校へと備えその日は早めに床につく。

これからの事を考えると少し不安だけど、やっぱり楽しみといった感情が強く、次第に布団の中でふと笑ってしまう。

でも、寝ないとねとそう考えることを止め次第に私は意識を手放していく。


そして気づくと朝を迎えていた。


いつものように学校への準備を済まし家を出る。

そして学校へつくとすぐさま掲示してあるクラス表をみる。

しばらく眺めないとないかなと思っているとAクラスに私の名前が張ってあることが確認できた為、そのままAクラスへと足を進める。


Aクラスにはいると私より早く来ていた子達がこぞって私の方を向く。

ちょっと気圧されながらも『おはよう』と答えると。

張り詰めていた空気が緩和され皆も『『おはよう』』と答え穏やかな空気へと変わるのだった。


それから程なくして、時間になり全員が集まる。

号令のような鐘がなるのと同時にアルト先生が入ってくる。


アルト先生は入ってくると黒板に自身の名前を書く

【アルト・ミストラス】

そして自己紹介を始める。

『今日から君達Aクラスの担任となる。アルトです。冒険者クラスはBランクとだ け。私が教えれること全てを君達に教えますので必死についてきてください』


その言葉だけで歓声が生まれるかのような錯覚に陥る。

まるで手が届かない場所に始めて手が届いたかのような感覚に自然と微笑まざるを得なかった。

この瞬間から、私はやっと【冒険者の見習いになれた】そう心から思ったのだった。


その後にはクラス全員の自己紹介をしていく。

まずは名前だけということで順番に回っていった。


それから次に先生は、『4人組を作りましょうといっても人選はこちらで決めてあります。』といった。

普段からチームで動くことを意識付け冒険者同士の動きの擬似的なことをやるということらしい。いつ誰とパーティを組んでもとまでは行かずとも、このクラスで作る4人組で卒業までやっていく。

それがアルト先生がまず決めた1つのルールだった。



それから、先生は淡々とチームを紹介していく。

真剣に聞いていくうちに私の名前が呼ばれる。

『クローエル.アマネ.コリン.フルート。君たち4人がパーティを組みなさい』

と告げられた。

もちろん最後には先生が『反発が出そうなので断っておくが4人組の人選は、バランスが取れている事を念頭に置いている。うまが合わないやつもいるだろうがうまく打ち解けて頑張って欲しい。』

と断りを入れていた。


そしてその後は少しの時間を先生がくれ4人組での自己紹介の時間をくれる。

先ほどは名前だけであったが今度は魔法属性や得意なことも混ぜ込んでいいということだった。


周囲に目を配らせなるべく4人とアイコンタクトをとり集まる

集まった私達は各々、自己紹介を始める。

『まずは私から、私はアマネ・シルエスタ 魔法属性は水/火の二重属性ダブル で得意なことは家事全般かな?少しづつ仲良くなりましょ!』

凜と透き通った声で場を統率し自己紹介を始めた彼女はアマネちゃんというらしい。髪はやや黒がかった青でショートヘアー。背は私よりもちょっと低いかな・・・やや釣り目で勝気な様子も伺える。その後に一言つけたし『アマネって呼んでね!呼び捨てでも何でもいいからね。』と場を和ませているあたりムードメーカーな印象も受け取れた。


つぎは私・・・・。と茶髪でセミロングヘアー。眼鏡をかけた長身の女の子がささやくように言う

『名前はコリン・アーバス・・・。属性は土/風の二重属性ダブル好きなこと・・・本を読むこと・・・よろしく』といい紹介を終える。


じゃぁ、次は私だね!と隣の子が紹介を始める。

『私の名前はフルート・ミライエ!属性は風/癒の二重属性ダブル好きなことは音楽だよ!今度皆にも聞かせてあげるね!』というどこか小鳥のような印象を受ける彼女は私よりも10cmほど背が低くあどけなさを残している。金髪でワタシと同じくらいの髪の長さだった。

『あと。私少しだけドジなんだけど・・・・そのよろしくね』とやや弱気になって最後に告げた。

今後、フルートのドジによって起こされる伝説や危険なことがたびたびあるのだけど、これはまだ誰も知らない・・・・


『じゃ、最後は私だね。私はクローエル・ルルティアです。属性は固有属性ユ ニークで召喚術。でも今のところはまだ眠ってるみたいで魔法は使えないからしばらくは迷惑をかけちゃうかも』と紹介を始めたところで『『『え?』』』っと3人が驚く。

少し時間が止まったような気がしたけど気にせず言葉を続ける。

『まぁ、こうゆう事なのでしばらく迷惑をかけるのは私かな・・・そう、私のことはクルルって呼んでねよろしく!』と言葉を締めると3人は少し呆然とした表情をつづけふと言葉を紡ぐ。

『はいいいいいいいい?』

4人組を組んですぐだというのにここまで息が合うなんてうまくやれそうだなぁ

とこれから身に降りかかるであろう質問攻めの事を創造し現実逃避をはじめるのだった。



それからしばらくして、現状を受け入れた3人が矢継ぎ早に質問をしてきた。

曰く、どんな召喚術なの魔法使うの?偉い人なの?などなど。

どれもわからないので、わからないとしか答えられなくて困っちゃったけどそれは仕方ない。


周囲も一段落着いたところでアルト先生は『次に移りますよ』と声をかける。

それを聞いて、またみんなは気を引き締める。

では次は、そうですねぇ

といった 顔をし少し考えてから

『では、少し外に出ましょう。冒険者としては一度戦いといった物を見ておいたほ うがいいでしょう』と真剣な顔で告げる。

『一瞬のミスで命を落としてしまう。そんな事がないように・・・低級の場所で少しの間見学をしてもらいます。危険を伴いますけど』

最低限、ここをクリアできなければ冒険者にはなれない

そんな空気をかもし出しながら言葉を言う先生に少し気圧される。

まぁ大丈夫です。

と平然な顔で言った先生は『しばらく待ちますので校庭に、そうですね40分後までに準備をして待っていてください。私も準備をしてきます。』

そういって教室を後にする。

クラスの全員があっけにとられた顔をしていたが・・・・

数分後には覚悟を決めたように各々準備をし始めた。


私達も皆で目を配り『いこっか』と教室を後にする。


準備を終え校庭に集まった私達と先生は

今、街から少しだけ離れた森に来ている。

街中では魔物は出現しないから。そう先生は言って危険度の少ない場所に来ている。

危険度は少ないといっても、一般人や私達学生になりたてからすると十分危ないんだけども。

アルト先生はどちらかというと実戦を通してから理論を説明するタイプだと自身で語っていた。

理論を先に覚えても、いざ実戦となったら体が動かない。なんて学生も多いからだといっていた。

それは決心がついてないからと重ねていたっけ。

とにかく、自身が奪う命と奪われる可能性があるって事を先生は知ってほしかったらしい。

それだけの為に危険な森に足を入れる。これが私達にとって最初の授業となるのだった。


その後は特に危険な事はなかった。

魔物もそんなに遭遇することなく《先生も警戒していたが》数匹との魔物戦闘を終えている。

であった魔物は基本的にはスライムといったゼリー状の魔物にゴブリンといった低級の魔物だった。

スライムは全員が見ていてまだ可愛いなんていう子もいたけど・・・・

ゴブリンはどちらかというと人型に近かった為なのか先生が剣を振るい体を裂く。そしてそれに伴って生まれる致命傷・・・からの出血といった様子を見た生徒達《私も含む》はこれがいつか私たちが立つ土俵なんだと再確認していた。


中には、流れる血のにおいと人型に近いゴブリンの朽ちた様を見て卒倒した人もいたけど、それは私達で介抱する事となった。

程なくして、なんとなくではあるものの命のやり取りの現場を見た私たちは【思ったよりも甘くない】そんな現実を突きつけられて学校へもどるのだった。



すこし今週は忙しくなっている為短めの投稿続いてます。隔日でつたないですけども手に取ってくれている方々に感謝です。

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