イラスト部 探偵で演技
遅くなりました、申し訳ありません!!
今回はいつもよりも長めになっていて、セリフが多くなっていると思います。読みにくかったりした場合言って下さると嬉しいです。
イラスト部ルールその参拾参 役割はきちんと覚えて
「それは本人に言ってやってくれ。」
トランプで役割を決めた後、
「さてと、皆確認した?」
木村先輩は自分の携帯を手に持ち見渡す。
「夢田、お前また適当にやってねぇだろうな?」
と、疑わしげな顔で見る。一度だけでなく何度も間違ったものを押してゲームが無茶苦茶になったからだ。まあ、しょうがないと言えばしょうがないよな。
「大丈夫だよー・・・多分。」
全員が疑わしげな目で見たのは言うまでもない。
そこから、少し机を動かし出来るだけ話に近づける。一人一人の部屋のようなものを確保しドアを椅子で見立てる。元が会議室のことだけありたくさんの物はある。それをいかに使い、いかにらしくするかを考え、木村先輩が指揮をとる。
そこに頭フル回転させなくてもいいだろ。
「さてと、やり始めますか。」
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(まるで、違うとこにいるようですがきちんと部室内です。)
「何で、よりによってこいつらとなんだよ。」
この中でたった一人の男、加山 光、が吐き捨てるようにつぶやく。
「しかも、ここ連絡船は私たちが乗ってきたので最後みたいよ?一週間後にしかこないらしいし?ふざけるのも大概にしてほしいわね。」
いらだたしげに茶色の髪を肩にかかるようにしてくくっている女、木村 彩、が言う。
「…………胸糞悪い。」
とぼそりとつぶやいたのは片目を髪で隠した女、福谷 里果。
それに食い掛かるように少し紫がかった黒の長い髪の女、八神 夏希、が
「それはこっちのセリフですよ。」
と言う。
「そーいやさ、まだ詐欺まがいのことやってるの?」
と金髪のツインテールの女、夢田 彩夏、が黒く短い髪の女、中井 未耶香、に問いかけると問いかけられた中井は冷たい目で
「はい?だれが。・・・あんたこそおとこだましてるんじゃ。」
「ハ?」
とケンカのようになりかけると黒の短い髪の眼鏡をかけた女、薄波 知加、が
「ケンカしない。」
と止めようとすると
「あのさ、あんたのそういう良い子ちゃんって感じがむかつくのよね。」
木村がつっかかる。
「いちいち突っかかってこないで。」
「第一、誰だよ。招待状送って来やがったのは。これじゃ大学の同窓会じゃなくて、あのサークルの同窓会じゃねぇかよ。」
「大学の同窓会じゃないと彩夏たちが来ないからじゃないかな?分かってたら来なかったしね。」
「っち、先に部屋に行く。」
そう言って加山が部屋に行こうとすると
「逃げるんですか?」
と八神が言う。
「あ?」
「困ったらすぐに逃げるのあの時から何も変わっていませんね?」
「あんだと、テメェ。」
「けど、あんたらと一緒にいるなんて私は無理よ。」
「ん。」
「…………そう言う訳にもいかない…………みたいだね?」
そういうとリビングに合った食器に触る。
「動かない、みたいですね。」
「何それ、こいつらと一緒に食べなきゃいけない訳なのっ?」
「…………みたい。」
「いったいだれなの。」
『知るかよ。』
ご飯時
「そう言えば、仕事何してる訳?」
沈黙に耐えられなくなった、木村の言葉だった。
「…………フリーターみたいなもの。」
「ただの会社員。」
「フリーターだ。」
「彩香も。」
「私は公務員ですかね。」
「未耶香も、だけど?」
「ふーん。」
「そう言うお前は?」
「会社員よ。」
「似たり寄ったりだな。」
そしてまたしばらく沈黙が続く。
だれがつぶやいたのかは分からない、が
「ここにあの子がいたら全員集合だったのに。」
皆はピクリと反応するが、誰も何も言わなかった。
そして事件は起こる。
「きゃあああああああああああああああああ。」
「中井!?」
全員がどたばたと悲鳴が上がった場所に集まってくる。
そこには切られたような、、、、
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
「…………言うつもりはなかったんだけど…………こうなったらしょうがない、か。」
「何がだよ。」
苛立ったように加山が聞く。
「…………私、探偵してる。」
「ハア………。こうなったら仕方がありませんね。
私は警官です。」
「…………協力?」
「するしかないと思いますが?」
「そんなことより連絡船はまだなの?!」
「あんた、バカなの?一週間後にしか来ないっていったはずだけど?」
「何よそれ?!この中にみやを傷つけた人がいるってことでしょ?!そんな中で居れるわけないじゃん!!」
「ん。」
「ですが、一人一人部屋で待っている方が危ないという事も考えられますので。」
「…………一人一人話を聞く。それまで待ってて。」
「しょうがないわね。」
木村がそう言ったことにより、険悪なムードはありつつも一旦は収束した。
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「………………じゃあ、まずは未耶香から…………かな。」
「なに?」
「……………それをした人物だけど………気配はいくつあった?」
「けはい……?」
「………そう。」
「ひとつ、かな?」
「…………分かった。
…………じゃあ、足音は?」
「かやませんぱいの、へやのほうから・・・ふたつ?」
「わかりました。それで顔は?」
「みてない。」
「ありがとうございます。」
「はやくつかまえてね?」
「全力を尽くします。」
「…………次は、知加。」
「ん。」
「昨日のことで何か聞いたりしていませんか?」
「ん・・・そういえば、足音いくつか自分の部屋の前で聞いた。気になって覗いた。黒の様な長い髪が見えた気がする。犯人は女?」
「なるほどですね。」
「………彩夏。」
「んー?何聞くの?」
「昨日何か気になったことは?」
「んー、何も。あ、でも、扉の音は聞こえた気がするなー。」
「・・・そう。」
「………光。」
「昨日のこったろ?」
「ええ。」
「そう言われてもな。気づいたのは中井が叫んだ時だしな。」
「扉の音とかは聞こえてませんか?」
「扉の音?いや、聞いてねぇな。」
「最後は。」
「私ね。けど悪いけど私何も聞いたりしてないのよ。昨日はあまりにも眠たくてね。」
「…………そう。…………じゃあ、気づいたことは?」
「知らないわよ。でも、あの子は狙われやすい状況だったんじゃないの?」
「そうですか。ありがとうございます。」
「…………これ、部屋の間取り?」
「ええ。リビングが大きく真ん中でそれを囲うように部屋が9つ。」
「…………未耶香は上からみて右の端。…………私たち二人だけ避けられてる感はある。」
「はい。みやっちゃんのとこから右回りに、光先輩、知加先輩、彩先輩、彩夏先輩、空きを挟んで、私、里果先輩、空きを挟んで、みやっちゃんの部屋に戻る感じですね。」
「…………うん。」
「何か浮かびました?
もうすぐタイムアップですよ?」
「…………うん。(何もおかしなところがない。…………そう言えば光は『扉の音も聞いてない』って言っていた。そんなことってありえる?ここに何か理由はあるの?…………待って、あの子なんて言ってた?)
…………ねえ、夏希。」
「はい。」
「…………未耶香にもう一回話聞ける?」
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「全員を呼んだって事は、犯人が分かったって事でいいの?」
「…………うん。」
「だれ・・・なの?」
「…………光、私が扉の音を聞いたかどうか聞いた時、…………こう言ったよね『扉の音?いや、聞いてねぇな。』って。」
「ん?ああ確か言ったな。」
「何で聞こえなかったの?」
「知るかよ、んなこと。」
「聞こえなくて当たり前だったんですよ。
なぜならみやっちゃんはドアを閉めていなかったのですから。」
「ハア?」
「…………普通一触即発の私たちの雰囲気で…………ドアを閉めないのはおかしい。…………でもそうしかできなかった。」
未耶香と、夏希以外全員が首をひねる。
「…………あの時のこと覚えてる?」
ピクリと全員の肩が震える。
「忘れるわけねぇだろ。」
「私たちはこんな感じの屋敷に屋敷探検という遊び感覚で来たんだっけ。」
「そこでみやっちゃんとあの子は閉じ込められ、あの子は蛇にかまれました。」
「もともとそんなに仲良くもなかった彩夏たちは、あの子によって仲を取り持たれていたようなものだったから、あの子がいなくなったら余計に仲が悪くなる一方だった。」
「まさか・・・トラウマか・・・?」
「・・・うん。せいかいだよ?ドアをしめたらあのときのことが、でてきてこわい。だから未耶香はしめることができなかった。」
「…………そう。」
「けど、そんなのは誰でも想像できる。」
「ええ。ですけど、その状態だったとはっきりとは言ってませんが、同じことを言った人がいます。」
「…………犯人は
彩?」
解答は次に書きます、申し訳ありません。
次はもう少し早めにあげられたらと思いますが…………またいろいろとやることが溜まりだしたりしているので………遅くなるでしょうが本当に申し訳なく思っています。




