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イラスト部 体育祭リレー順番

イラスト部ルールその参拾壱 ある人物を怒らせないように

「…………ある人物って誰かな?」

『・・・(あんただよ)。』




「で、ひーくんはまた真ん中だったと。」

「いつもの通りだからな。」

「いやぁある意味凄いよ光君。ほとんど平均って、狙っても取れないよっ?」

「狙ってねぇよ!」

そんなの狙ってとるやつが何処にいるんだよ。少なくとも俺は取らない。

「さてと、テストも終わったし遊んでもいいよね?」

「…………その前に。」

「遊んでも。」

「…………その前に。」

「えー、何かやることがあるの?面倒だよ、遊ぼうよ。」

「…………そうもいかない。…………面倒でもやる………いい?」

普段あまり表情を顔に出さない福谷先輩がこてんと首を傾げ少し顔に微笑みを浮かばせる。

ドキンと胸が鳴る。





ちなみに鳴った理由はよくあるような可愛い理由ではない。

とりあえず


『やらせていただきます!!』


元気に答えておこう。

後ろに何かまがまがしいものが見えたのは気のせいだろう。そう、そのはずなんだ。

背中に冷たい汗が流れてなんかいないんだからね?!・・・・・・・・・ゴホン。

「で何するんだ?」

「…………これ。」

そう言って紙を出す。

そこに書いてあったのは

「体育祭について………………ですか?」

「ん。」

「そうか、もうそんな時期か。」

思ったらもう来週で6月になるんだもんな。

「…………これ決めて。」

「ぶかつたいこうリレー?」

コクリと頷く。

「何人出るんだ?」

「えー、出ること決定なの?」

「…………全部活対抗だから。」

「っち。」

おい「っち」って言ったぞ、木村先輩。どれだけ嫌なんだよ。

「…………人数4人。」

「じゃあ光君は決定だから、残り3人だねっ?」

俺は決定か。・・・まあ出るつもりだったが。

「やるからには勝ちを狙いたいわよね。」

やるからには勝利を。それが木村先輩だ。


だから体育祭は面倒なことになるんだ。去年のことを思い出すと確実にため息が出る。

「あー光君。幸せ一つ逃げちゃうよ?」

誰のせいで逃がしていると思っているのだろうか。というよりも現在進行形で逃している最中だと思うのは俺だけなのだろうか。なんだろうなぁ、こいつらなんだかんだ言って楽しそうだし。

「んー、そうだ!!」

何かを思いついたのだろう。そう言うとどこかに電話をかける。

・・・・・・嫌な予感しかしない。特に木村先輩があの笑顔になった時は。




そしてしばらくして、

「よし、決まった。

1.りーちゃん 2.あーちゃん 3.私 4.ひーくん

でどう?」

「…………私?」

「うん。」

「…………分かりたくないけど………分かった。」

「じゃ、決まりね。

そんじゃ、遊ぼっか!」




今日はやらないと思ってたのにな…………



















~後日~


「そういえば木村先輩。」

「ん、何?」

「あの時誰と話してんだ?」

「ん?あーあっきー。」

「なんのために?」

「タイム知りたかったんだけど、なんかそのためにテストの使うの癪でさぁ。」

「それだけのことで生徒会長を使わないように。」

「使えるものは使わないとね?」

「・・・・・・。

それであれタイム順なのか?」

「いや?」

「何のために聞いたんだよ・・・」

この前の投稿から一か月…………申し訳ないです。


出来るだけ早く投稿したいと思いますので、これからもよろしくお願いします。


※プロローグと主要人物紹介、加筆させていただきました。


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