イラスト部 相談後
イラスト部ルールその弐拾玖 相談された時は盗み聞きに注意
「まず、お前らがするな!!」
光先輩への相談が終わり、少し安心していました。
ずるくないという言葉と最後に見せた笑顔。そして、自分の頭の上に残っている大きな手の感じ。何とも言えない思いが胸にきます。
「はぁ………。」
「かやませんぱいとのはなし、おわった?」
「みやっちゃん!・・・待っていてくれたんですか?」
下足口から顔だけ出していました。
「未耶香だけじゃないけど。」
その言葉の後に後ろから先輩方が見えました。
「お待たせしちゃいましたか?」
「待っていたのはこっちなんだから気にしなくて構わないからね?」
「多分光君はもう少しかかるだろうからさっ。」
「…………夏希、悩んでいたこと………何とかなった?」
「・・・はい。」
私がそう言うとにこやかに笑い「ならいい。」と答えてくれました。
「それじゃ、帰ろっか。」
「自転車組はいないかなっ?」
「…………いないみたい。」
「じゃ、気を付けて。」
帰る方向へバラバラに帰り始めました。
みやっちゃんとは帰る方向が同じで、大抵一緒に帰ります。
「なつき。」
「何ですか?」
「なにそうだんしてたかはきかないけど、あまりおもいつめなくてもだいじょーぶ……だよ?たぶん、ぶかつのみんなはみかただよ?それに、未耶香はなつきのともだちだか………ら?」
途中で私はみやっちゃんに抱きついていました。みやっちゃんは分からないなりに私のことを気にかけてくれていた。涙を我慢するように私は静かに泣いていました。その間ずっとみやっちゃんは背中をずっと撫でていてくれました、「だいじょーぶ、だいじょーぶ。」と。
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「なっちんの相談ちゃんと乗ってくれたんだね、ひーくん。」
その言葉を聞き下足から出ていく。
「いつから気づいてんたんだよ、俺がここに居るって。」
八神と中井が帰った後、他の人たちは残っていたようだ。せっかく隠れてたのによ。
「…………光がそんなにかかるはずがないことぐらい………わかる。」
「さっきもうちょっとかかるって言ってたのどいつだよ。」
「まあまあ、なっちゃんに帰ってもらうためだよっ?!」
分かってるから。
まあ、そこはいいとして
「どうした?残ってて、大体先帰ってんじゃねぇか。まあ、何となく分かってるけどよ。」
「じゃあ、いいじゃないの。」
「で、正解は?」
「分かってるんでしょ?」
「正解は?」
「聞いてたよっ?」
「やっぱりな。」
まあ、思っていた通りか。ただ、盗み聞きなんてするんじゃねぇ!!
「お前らだけか?」
「ん。」
「みーは聞いてない。」
そっか、なら良かったってとこか。さてと、もうこんな時間だし
「帰るか。」
皆が頷き、帰ることになった。
ただ、帰りのあの頭を撫でた件について問い詰められたときは怖かった、いやホント。
次はテスト当日とテスト結果になる予定です。
何かご質問などがありましたら、書いて下さると嬉しいです。答えられる範囲で答えていきます。




