イラスト部 遊びを決める
イラスト部ルールその弐拾四 フォローできない時はがっつり言ってしまおう
「だからっと言って俺の心を折りまくるのは止めろ!!」
「さーて最近いろいろとありすぎてあれだから遊ぶよ。」
「了解!!」
こいつらは元気だな………俺?罰ゲームの可能性が高いのは一体誰だと思ってんだ。元気になるわきゃねぇだろ。
「それでなにしてあそぶの?」
何でだよ。いい加減絵を描こう。ここイラスト部、遊部じゃねえ。言っても無駄なことは重々承知だがな。
「神経衰弱………はダメね。」
八神を見て諦める木村先輩。
「・・・・・・人を見て諦めるのは止めて下さい。」
ビックリ人間みたいなやつだしな。
「何か失礼なこと考えてません?」
「いや?」
怖いよ、何で考えていることが分かるんだよ。
お前はとうとう人の心でも読めるようになったのか、サトリか!!・・・って言いたくなったけど止めておこう。「はい。」とか言われたら一貫の終わりだ。明日にはここにいるメンバー全員が取得してくるだろう。そうなったらただでさえ手を付けられないこの人たちが、きっと今よりも手が付けられなくなることは確実。俺は大魔王を大量生産する気はない。
「何を考えているのかなっ?!」
「ゴフッ………」
後ろから急に抱きつかれ机にお腹がめり込みました。
すいません、遅かったようです。大魔王を生産してしまった俺は……ここの破滅を静かに見守っておくことしかできないようです。
「あーちゃん殺しちゃだめだよ。」
ここにそういうことがきちんとわかっている常識人が…
「ここなら後がついちゃうから。」
「そういう問題じゃねぇだろ!!」
いなかったということに今さら驚くこともなくなった、俺。この部活に慣れてきたってことだろうなぁ………。出来ることならこんなことで慣れたくもなかった。
「殺さないよぉ。だって殺しちゃったら彩夏が殺されちゃうもん!!」
誰に殺されるというのだろう。ただ、自分が殺されるからという理由だとは驚きだ、俺の価値ってそんなもんなのかよ。
まあ、冗談だろうが。冗談だよな?俺は冗談だと思っているぞ。
「それにしても本当に何にしよう………罰ゲームならたくさん出てくるんだけど………主にひーくんのだけどね。」
「嬉しくねぇ…………」
「………今の聞いて嬉しい人なんていないと思うよ。」
「ん。」
「ポーカーとかは?」
「あぁ、ロイヤルストレートフラッシュとか役の強い奴を連発をするやつがいるけどな。」
当の本人を見ると見知らぬふりだ。吹けもしねぇ口笛なんて吹きやがって。わざとらし過ぎるわ!!
「まあ、しばらくしたらするつもりだけどね。強いとかそういうの関係なしにね。」
「………ただ今は光が勝つ可能性のある奴をしようかなって。」
「どれにしても負ける可能性は高いんだけどねっ!!」
「ん。」
「一人ぐらいフォローしろや!!」
『え、無理。』
「ん。」
「無理じゃねぇよ、んじゃねぇよ!!ふざけんな!!」
「え、じゃあ光君は自分のフォローできる?」
「・・・・・・・・・ごめんなさい。」
出来ないよ、今までのを考えると。
「それでどうしよう……」
よっしゃこのままいけばやらずに終わる…
「あ、あの……」
「何?なっちん。」
「無難に七並べじゃダメなんですか?」
『それだー!!』
やらずに……ハア………
今回こそ勝てればいいんだけどな………




