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第70話 【樹海】

う〜ん、あの集落はゴブリンかなにかのかな?だけど、人の気配というかモンスターの気配が一切しない…

火がついているということはいるはずなんだがな。


俺は恐る恐る近づき、集落の中へと入っていった。そして、集落の中の家の中に入るとゴブリンの死体が転がっていた。


「うわ…頭がちぎられている…」


何者かが襲撃したのか?なら、火がついていることから今日起きたのか!?まずい逃げないと!

俺は慌てて家から出て逃げようとしたとき、後ろからガサッという音がなった。

嘘路を振り向くと全員赤色で牙を生やしたオーガが立っていた


「ガルッガルッ」


「これ…戦わないといけないやつかな」


俺はオーガを無視して一直線に逃げていった。オーガはそんな俺を見て完全に獲物だと判断、俺に瞬時に追いつき胴体を掴み近くの家に投げ飛ばした。

木製の家は倒壊し、俺はレベル上げていたおかげで軽症で済んだ。


「投げるだけでこの威力かよ…!」


俺は逃げられないと判断、現在の最大魔力量で打てる最大温度のファイアビームをオーガに浴びせた。

オーガはキョトンとしているが、確実に表面の皮膚を削っているはず!

すると急激にオーガがこちらを攻めてきた。俺は次は距離を取る為に爆速でオーガに水を浴びせ、水圧により俺は後方に吹き飛んで距離を取ることに成功した。

そして、また最大火力ファイアビームを浴びせる。俺は魔力自体は無限ではないが、回復速度はほぼ無限!魔力が尽きることはないぞ!?

これを淡々と5回程行っていると、オーガがぶちギレ体中が赤から濃い赤に変色し始めた。


それを無視してファイアビームを浴びせていると、オーガが目の前に出現し顔面をもろにぶん殴られた。

その結果、後ろに吹き飛び家2軒は破壊した。


「!?!?」


今までのスピードが赤ちゃんレベルで上がっている。いまので生命力は2割程度削られた。ただ、オーガ側も胸に集中砲火していた為胸からは肉も見え始めている。


これは、少し無理をすることになるがファイアビーム最大火力で最接近して胸部分を打つしかないな。さっきまでは離れてたから温度は下がったが、至近距離なら更なる高火力で削れるはず…!


オーガはまた、見えない速度で俺に殴りにかかった。だが、移動速度は見えなくても攻撃のタメはまだ見える!

俺はその隙に腹部に回り込み最大火力最接近ファイアビームを放った。


オーガの筋肉や肺はファイアビームにより燃え盛り、俺の手に醜い血液が飛び散る。


「ア"ア"ア"ア"!!!」


オーガは叫び、そして力尽きた。

そして、色々と魔法の熟練度やレベルアップをした音が聞こえた。だが、それよりもオーガに殴られた部分がいてぇ…死ぬほどいてぇ…

薬草かなんかはないのか?


その後村中あちこち探していると、なんと素晴らしいことに薬草を発見。それを顔面に塗りまくるとみるみると回復していった。


「ふぅ…危なかったな」


俺は村から出て、樹海をあちこち歩き回っていた。すると脳内に誰かが声をかけてきた。


「あーあー…聞こえているか?俺は政宗…聞こえているなら返事をしてくれ」


あれ?政宗先生!?返事ってどうすれば…はいとでも言っておくか!?


「はい!」


「一応、聞こえているようだな。これは勇者達全員に回している。皆それぞれルートを発見し幻の迷宮付近にあるマボロシ森という所に来てくれ。そこに簡易的な家と結界を作った…そこで集まろう。地形情報や地図などはまだ解析が進んでいない為、後々渡す。とりあえず死ぬな。以上」


マボロシ森か、覚えておこう。とりあえずこの巨大な樹海を抜けないと話にならないな。


俺はそうしてまた歩みを進めた

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