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第6話 【戦闘】

今、2km走ったっけ…?もう足が痛い、、、

きついなぁ…でもこんなことしないとこの世界では生き残れないって初日で知ったからな


「おし、ストップ!一旦休憩いれるぞ」


俺は足の力が抜けたように床に倒れた。


「ちょっと、俺のスキル確認するか」


スキルを確認すると、成長倍率は2.31となっていた。

少しずつ成長しているのは実感できるが、やはりスキルを取得できていないのは不安である。もしこのまま取得できなければ……


そんなことを考えていると休憩時間の3分がもう経ってしまった。とりあえず監視塔にいるクリスクさんの所に行って次何するか聞かないと…


そんな時後ろからガサガサという音がした。俺はクリスクさんかと思い後ろを向くと、そこにはボロボロのナイフを持ったゴブリンが立っていた。今の俺は剣どころか何も持っていない。


「こんな所で死んでたまるか!」


決死の思いで監視塔のほうへ走った。最低限監視塔に向かったら、クリスクさんがゴブリンを倒してくれるだろうと…

ただ、監視塔の中でクリスクさんはトイレをしていた。しかも大のほうだ、少し空いた窓からクリスクさんの踏ん張る声とうんこ臭が外へ漏れている。


「クソッッッ!」


ランニングで疲弊した身体ではゴブリンに追いつかれてしまう、そんなことを考えていると俺が素振りに使っていた木刀があった。


素手で戦うより、木刀で戦ったほうがリーチもあるからまだマシだ!


俺は木刀を取り腰を回転させ、後ろにナイフを振り下ろそうとしているゴブリンに遠心力もかけながらゴブリンの頭部に木刀を振り抜いた。

ゴブリンは攻撃をする態勢を崩し、ナイフを手放した隙に俺がそれを回収しゴブリンの頭に突き刺した。

ゴブリンは頭から血を流し、少し暴れた後に身体がどんどん動かなくなっていった。


《レベルが1上がりました。》


そんなシステムの音声が俺の頭に響く。

ステータスを開くと確かにレベルが1上がっており、攻撃力、防御力、俊敏性などの様々なステータスが5ほど上がっていた。


「初めてのレベルアップか…」


俺はその場で仰向けになり、空を眺めていた。そんな時に後ろからガチャッという音がし、振り返るとトイレが終わったクリスクさんが出てきた。


「おいおい、それはどうした?」


「ゴブリンが襲ってきたから間一髪で倒せました……」


「これ初討伐じゃないか!もう稽古はこれで切り上げて休みな。すぐ気づけなくて、すまなかった…」


最後にそう小さい声でクリスクさんは謝っていた。元々俺は勝手にここに来て住んでるだけの部外者なのにこんなふうに扱ってもらえて、ありがたいの限りなのだが…

俺はステータスを確認しながら監視塔の仮の俺の部屋に入った。


俺のステータスは今こんな感じか…


───────────────

名前:後藤政宗

種族:人間

レベル:2

生命力:20/20

魔力:5/5


体力:14

攻撃力:18

防御力:17

素早さ:20


----スキル----

固有スキル:《段階的な成長》

───────────────


「雑魚いな、」


まぁ今日は初レベルアップをしたから、もう疲れた…夜まで寝るか

そうして俺はベッドにダイブする形で寝た

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