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第5話 【特訓】

この監視する為の建物…まぁ監視塔とでも呼んでおくか。

その近くの草原でクリスクが木刀を持ちながら、スキルについての説明を始める。


「いいか?記憶がないからいろいろと細かく説明するからよく聞いとけよ?」


「まずスキルについてだ。スキルには3つのスキルがある。まず基礎スキルについてだ。

基礎スキルは基本的に剣の素振りやら、ある一定の何かに繋がる動作をやり込むと取得が可能になる。そのスキルにより今の自分の技量などが可視化される。基本的に基礎スキルは己の技量を可視化するだけで至って何も効果がない。

その次に上級スキルについてだ。上級スキルは基礎スキルのような取得の仕方もあれば、基礎スキルのレベルがある一定の達したら取得する場合もある。基本的に基礎スキルの上位互換ということだ。上級スキルとその次に紹介する融合スキルは2つの種類に分かれる。常時発動型と任意発動型の2つにだ。

常時発動型は名前の通り常に攻撃力+10%などなど、スキル保持者に様々な恩恵を常時分け与えてくれる。

そして、任意発動型はスキル保持者の使用したいタイミングで、スキル保持者に様々な恩恵を与える。

じゃあさっき少し名前を出した融合スキルについて話そう。融合スキルはほかのものと違い、別のスキル同士が何らかの要因で絡み合い誕生したスキルのことだ。これは本当に運だから融合スキルなんてものは滅多に手にはいらない。その分上級スキル×上級スキルの融合スキルが誕生したならば相当強いだろうな。」


なるほど…基本的にゲームのスキルの概要と同じなのかな?ただ基礎スキルだけ技量だけを示すから注意が必要だな。


「そして、お前に今からとってもらうのは…剣術の基礎スキルと上級スキルだ。ただ、上級スキルは名前を聞いた感じ取るのが難しいと考えるだろうけれど、基礎スキルと取る難易度は基本的に変わらないからな。安心しろ」


おぅし!俺の成長倍率(現在は2.11ほど)がどれぐらい強いのか、試すときが来たな。


「じゃあマサムネ、この木刀を持って素振りをとりあえず100回しろ。これで基礎スキルを取得できたならば剣の才能があるかもな」


俺は内心ワクワクしていた。もしかすると成長倍率のおかげで100回どころか50回で取得できるのではないかと!

ただ、現実は違った。今素振りは500回目を迎えている。


「ゼェゼェ」


「マサムネ、普通の人は基礎スキルなんてすぐ取得できないから安心しろ。さっきの100回は才能がある者の場合だ。普通はこんなだ」


そういえば、俺って剣一回も触ったことなかった。才能ないやつが2倍早く成長できても才能あるやつに勝てないのかな。


「よし、とりあえず一旦素振りは終わりだ。次は、ここの周りを走るぞ」


いやぁ、人生楽じゃないな

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