第7話 【別れ】
俺が起きると、夜ではなく朝になっていた。
ずっと寝ていたようだ
そうして俺は今日もクリスクと一緒に走ったり、素振りしたりという訓練をおよそ1週間受け続けた。
この1週間で獲得できたスキルは《ランナー(2)》と《剣術(3)》、《忍耐(2)》の合計3つだ。レベルはモンスターを倒さなくても上げることができるようで、レベル2からレベル5になった。
「マサムネ、もうゴブリンなんかにはタイマンだと勝てるようになってきたから、もうここから離れるか!」
あぁぁ〜ずっとお世話になってくのは辞めたほうがいいもんな。
「分かったよ!ここから一番近い村って、徒歩でどれぐらいで着く?」
「近い村だと徒歩だと2日かな?ちょっとした飯渡すから、あとは自分で乗り切ってくれ」
俺はクリスクから食料を貰い、余っていた剣を貰った。そして今俺は監視塔のドアの前にいる。
「よし、クリスクとクロエ!今までありがとうな!じゃあ!次会うときにはもっと強くなってっからよ!」
俺はドアを開け、クリスクとクロエに見送られながら貰った地図と方位磁石をもとに草原を歩き始めた。
歩き始めて2時間、今青い液体のゼリーの魔物…いわゆるスライムが俺のところにそろりそろりと近づいてきている。
「なんだよ!お前、やんのか?やんのか?」
俺は剣で威嚇しながら、スライムのコアらしき部分を剣で一突き!スライムはみるみる萎み消滅した。
「レベルは上がらないのか、そういや最近固有スキル開いてないな。村に着いたら久しぶりにやるか」
ここで俺はとんでもないことに気づく
「俺…金持ってなくね?あれヤバくね?村に行ったところで宿屋に泊まれないから野宿だし飯食えないじゃん!」
俺は草原を歩きながら、角が生えたウサギやらゴブリンなんかを倒していきその倒した奴らの売れそうな部位を徹底的に取っていき、なんとか金になることを祈っていた。
そんなことをしているともう夜になり、俺は貰った食べ物を食べ簡易的な寝床を作り眠った。
魔物の素材採集なども兼ねた移動を起きてからもやり、また眠り、その翌日に村らしき所が地平線の先に見え始めた。
地図なんかはもう見ずに村へ一直線に走り、俺は村にたどり着いた




