↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/140

第53話 【屋敷】

翌日、超高級宿屋で快適に目を覚まし美味しいクッキーとミルクを頂き、富豪のような朝を迎えた。

服もいつものではなく、マフィスと王様の謁見に行った時に買ってもらった高い服を着て宿屋から出た。

すると、自動車2台分?程の大きさに金色と赤色に輝く巨大な馬車が待っていた。二頭の馬も紫色のオーラを放ち、絶対に普通の馬ではないと確信した。


すると、馬車の中から黒いコートに白い手袋を身に着けた執事のような人が出てきて「どうぞ、旦那様。お乗りくださいませ」と言った。ただ、周囲の人はここが高級宿屋なのも相まって日常光景なのかそこまで注目していなかった為、注目はされずに済んだ。


馬車の中に入るとふかふかなソファが用意されており、俺はそのソファにバウンドするように座った。


「旦那様、屋敷に向かいますか?」


「あ、いや〜ちょっとバルガスト山に向かってください」


「わかりました。」


そう執事が言うと、馬がとんでもない馬力で進み始め周囲の景色が流れていくが特にスピード感もGも感じないという不思議な体験をしながら、一瞬でバルガスト山に辿り着いた。


「いや、はえ〜〜」


俺はポカンとしながらも、バルガスト山のマフィスの家まで執事を案内し、マフィスの家に辿り着いた。


「じゃあ、ちょっと知人を呼んでくるね〜」


「旦那様、私が呼んでまいります」


これ俺の出番無いんじゃないか?そう感じながら待つと、少し服を整えたマフィスが小屋から出てきて馬車の中に乗っていった。


「おい、政宗、お前、なんだよ、この馬車、おい、まじで…騎士団長だった俺よりも地位高いんじゃないの?」


マフィスが俺に対してコソコソと喋ってくる。


「いや、俺も知らないよ!こんな豪華な馬車と執事付きとか!家もらえるだけの感覚だったのに!」


俺もコソコソマフィスに話した。


「旦那様、屋敷につきました。」


「え?もう?」


俺は驚きながらも馬車から降りると、そこには城並みにデカい屋敷と広大な庭園が広がっていた。


「あ…あ…あ…なんだよ、これ」


俺は開いた口が塞がらなかったが、これは俺だけではないようだ。マフィスもずっと馬鹿みたいに口を開けている。


「旦那様、こちらへ」


俺は執事が屋敷のデカい扉を開け、そこに入るとメイドや他の執事、そしてシェフが左右一列に並び「よろしくお願いします」と挨拶をされた。


「お、おう。わかった、頑張れよ?」


う〜ん、なんて言えばいいかわからん。マフィスはというと…まだ口が塞がってないな。ていうかこれ関節外れてるんじゃないの?


「おーい、マフィス〜?」


俺はマフィスの前で手を上下させてマフィスが生きているか確認した。マフィスは眠りから覚めたかのように急に反応した。


「ッッッ!あ〜びっくりした〜。脳みそがキャパオーバーしてたわ〜」


「とりあえず、マフィス朝食を取るぞ」


俺はそう言い、でっかい食卓へ向かった。


食卓というかダイニングルームに行って分かったのだが、机がでかすぎる!王様の食卓に強引に入ったときも感じたが、なんでこんなに食卓はデカいんだ?30人家族構成用とかなのか!?


俺達は縦10mはありそうな机の端の部分にチマっと座り、机が勿体ないなぁとか呑気なことを考えながら待っていると豪華な朝食が運ばれてきた。


「朝食にしては、豪華すぎないか?」


「やっべぇ〜な!政宗!いや、俺はこの屋敷に飼われるから旦那様かッ!?」


「マフィスから旦那様って言われるの嫌だから政宗でいいよ…」


俺達は豪華な朝食を済ました後に自分の部屋を確認しに行った。

俺の部屋はやはり、一番大きい部屋のようだ。中を見ると寝室は隣の部屋で、主な部屋(書斎)の奥の中央には大きな椅子と机があった。


「まぁシンプルイズベストって感じかな」


いやぁ〜明日からここで生活するのか。

豪華すぎて逆に心配になってきた。

まぁこの勇者召喚までの1週間は剣術でも鍛えるか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。