第134話 【Inflation】
俺は宿屋の自分の部屋に戻り、久々に固有スキルを開いた。
進捗状況はSingularityを繰り返してℵを獲得し、Singularity Omegaで売却。それで獲得したSOPを使いSingularity Challenge内のポイント累乗。それで増大化したSingularity Challenge Point(SCP)はPPを高レートで累乗。
これによりSingularity SHOP Point(SSP)が増えSHOPを購入しℵのレベルが増加する。
それを繰り返すと全体のBPも増えるって感じかな
特にここは語る部分が無いため、無我夢中で俺は何も喋らずに繰り返していった。
ざっと 100回ほど繰り返しℵのレベルが10垓になった地点でとあるものが解放された
その名もSingularity Transcendenceだ!
内容はこんな感じ
**Singularity Transcendence:**
ST(Singularity Transcendence)は現在のBPが要求量に到達したら行うことができる。また回数ごとにマイルストーンが存在する
STのベースボーナス:
- BTEの累乗
- Pultnic Atomの全ての効果に対して様々な倍率で乗算
- MMLの累乗
- PSPの累乗
- HP,DP,PPの累乗
- SCのスコアのSoftCapを遅らせる
- SHのUpg#1〜#3のコストSoftCapと効果量のSoftCapを緩和する
- ℵのレベルの累乗
マイルストーン:
10STに到達 ->ℵの装着数を6個にする
30STに到達 ->ℵの装着数を12個にする
50STに到達 ->Dimension Factorを開放
1e9STに到達 ->新しいリソースEを開放
1e35STに到達 ->Fractal Boosterを開放
10^^9 | 10^9STに到達 ->Inflationを開放
恐らくここからはこのマイルストーンを目標に進めていく必要がありそう。
とりあえず、俺はSingularity OmegaのUpg1〜5まで解放してあり、ℵの3番目までの効果を全てアンロックしてあるため一気にSTを3回行うことができた。
そしてレベルが案の定1e54まで増幅した。ポイントはいつの間にかeee53に到達していた。
「これ…レベル増えたからさらにOmegaの周回しなきゃダメだよね?」
悲しいことにOmegaのUpg#1〜#3は複数回購入できるため、恐らく次のSoftCapに到達するまでは繰り返す事になるだろう…
Upg#1:SSPを乗算する
Upg#2:SC#3のPINを現在の最高DPに基づいて乗算
Upg#3:Universe Timesを最大PLに基づいて乗算
翌日、どうやら俺は周回を無我夢中にやっていると寝落ちしてしまったようだ。
俺はいつもの朝食を食べた後に自分の部屋に戻った。
「今日はダンジョンじゃなくて、これに時間を注ぐか…」
今は13STまで繰り返しℵの装着数が増えた為、ポイントがeee136にまで増加した。
そして何も語ることがない状態でどんどんSTが増幅していった。
「あ、50STに到達した」
この時点でOmegaのループは250回を超えていた。正直言って手がボロボロだし目が痛い…
新しく登場したDimension Factorは以下のようなものである
**Dimension Factor:**
PGのシステムと同様。
通常のDimensionでSingularity SHOPのコストを除算し効果量を累乗。またBP,DPHP,PPを累乗しSTを乗算する
これまた…SHOPのコストを除算し効果量を累乗とか、ぶっ壊れだろ
つまりレベルを上げるアップグレードのコストが減って、レベルの^x^xってことか?
その後はDimension Factorを進めながらも周回を行った
レベルはいつの間にかe1.86Bに到達するとかいうアホみたいに成長し、ポイントはeee58Mに到達した
STも1e9に到達し無事新しいリソースEを獲得した。
**新しいリソースのE:**
EリソースはDimension Factorのベースを累乗するものであり、効果量はE₁^E₂^(E₃×E₄)で求められる
どんどんインフレしすぎじゃないですかね?
実質ℵのレベルが^x^(x^E₁^E₂^(E₃×E₄))みたいなもんだし。
ポイントももちろんグロい程増加し始める。最初の頃のe1000倍させるのが難しかったのが懐かしい…
ポイントもレベルも凄まじい勢いめインフレし、周回数もそこまで重ねなくともSTが猛烈なスピードで増加し続ける。
まさにインフレーション状態だろう。
そしてSTも先程のリソースEを解放した10分後に1e35に到達しFractal Boosterを解放した。
**Fractal Booster:**
再帰的なDimensionブーストである。Fractal Booster#1はEリソースに累乗し、#2は#1を累乗する。その累乗タワーはFractal Booster Max(FBM)の#10まで積み重なっている
はい、本気出してきましたね。そろそろだろうと思ったよ。累乗タワー
^x^x^x^xみたいなことだろう?
ここまで来ると最初にどこを累乗しようが、結果は変わらないだろうな。
俺はもう放置以外にやることはなくなった。ℵのレベルを上げようが、ポイントを稼ごうが、アップグレードをしようが、チャレンジを更新しようが、何もかもFractal Boosterの累乗タワーの前には無力だった。
そして、少し昼寝をし1時間後につけると10^^9 | 10^9STに到達していた。恐らくこの表記が意味するのは10^^9番目の数値が10^9ということだろうか?
新しく解放されたのはInflation。
別タブなので、新しいリセットレイヤーだと思うが…リセットしてもこのインフレ率の前には無意味な為、リセットは無かった。
Inflationタブを開くと一つのボタンが設置されていた。
"新たな演算に突入します。数値は新たな数値の前に圧縮され一つの泡となります。それでもよろしいでしょうか?"
これは勿論"はい"を選択した。
そして新たなInflation Pointすると共に大きなボタンが現れた
それと共に小さな施設達が生成された。
内容としては
**Inflation Button:**
・ボタン:クリックするたびに1IPを獲得する
・施設#1:ボタンのクリック毎のIPを+1引き上げる
・施設#2:施設#1の効果を+1引き上げる
・施設#3:施設2の効果を×2引き上げる
というものであり獲得したInflation Point(IP)はIP^0.01をIP PowerとしてBPをテトレーションするらしい
まぁこれを見てわかる通り、Inflationに到達するとまず通常のBP関連とは無関係になる。まぁほぼほぼ別ゲーをプレイするのと同じもんだろうな。
俺はカチカチとスクリーン上に映ったボタンを押しまくった。みるみるとIPが上昇していく…
まだテトレーションの強さは実感はできないもののBPがすごい勢いで伸びていることがわかる。
ここからはクリッカーゲームだから指が疲れそうだな
俺はふと窓の外を覗くと空が暗くなっていた。
「もうこんな時間か…」
俺は自分の今日の成長分の成長倍率を確認して就寝した。
【成長倍率1:786Sx | 成長倍率2:57.6Qa】
合計:
約4.5e40倍
約45.2Dd倍




