第13話 【馬車】
2日目、今日は夜になるまでは固有スキルをやって夜以降は御者の人も寝るからその時に素振りでもなんかするか!
まず固有スキルを開き、昨日どこまで進めていたかパッと確認した。
「Dims行ったばかりか」
手に入れたDPは3ほどある。まずアップグレードツリーとやらを確認するか。
ツリーを見ると一番上の[1:1]はAリソースのA₁とA₂の指数に+0.2するものでコストは…1か。即買いだな。
その後[2:1][2:2][2:3]と順番に確認していく。自動購入系や各種リセットポイントの獲得量を増やすやつ…
「[2:1]のAリソースの自動購入だけ買えそうだな」
残ったDPを全部[2:1]に突っ込むとDPが0になった。ここでDリソースなるものの存在に気づいたが購入にはDPが必要らしく諦めた。次の周回でいけたらいいな。
Dims2周目では、自動購入とAリソースの指数にプラスするのが思った以上に強く今までのスピードとは段違いで2時間でDimsに到達できた。
「今回貰えたポイントは6、[2:2]と[2:3]は買えるな」
[2:2],[2:3]はMRP#1×3、MRP#2×1.5の効果を持つため今度は1時間ほどでDimsを行えた。
どんどん早くなっていくのは見てて気持ちいいな。
さらに[3:1]のBasic Total Exponent(BTE) (最終的なCリソースの指数)に+0.1や[3:2]のゲーム速度に×2
[4:1]のBリソースの自動購入やら[5:1]のMR#1Upgをリセット後も保持、[5:2]のMR#1Upg#1の購入制限に+10、[5:3]のMR#1Upg#2の購入制限に+5なども購入し、最終的にDimを行うまでに3分ほどしかかからなくなった。
そんなことをやっていたら御者の人が「今日はここで野営だ」と声をかけてきた。馬車が止まり、俺は外に出て夜空を見上げた。
「星、多いな」
地球の記憶がうっすらある今だとこの景色がやけに新鮮に映る。空気も綺麗だしまぁ悪くない世界だな、ここ。
俺は荷物から剣を取り出し素振りを始めた。剣術の基礎スキルは今はレベル12、剣の上級スキルも連撃斬以外に手に入れたいのだが……甘くはないな
500回、1000回…静かな夜に素振りの音だけが響く。
「ゼェゼェ…よし、寝るか」
固有スキルを閉じながら確認した今日最後の成長倍率は15.7。
明日もまたDimsを回そう。
馬車に1週間乗るうちに俺はDimsを行いまくった。結果的に以下の要素をコンプリートした。
[9:1]までの全てのDimsアップグレードを獲得
「
[6:1]:MR#1Upg#5の効率^1.1
[7:1]:Dリソースの効率に×1.05
[7:2]:MR#2PPに第三要素(Cリソースの乗算)を解放する
[8:1]:Cリソースの自動購入をアンロック
[8:2]:DP×2
[9:1]:Dims Challenge(DC)をアンロック
」
MR#3のアップグレードの全購入「
MR#3は[8:2]〜[1:1]とDリソースをリセットする代わりにMRP#3を手に入れます。
MR#3Upg#1:BPとMRP#1〜2を全て^1.01する。(0/1)
MR#3Upg#2:MR#1は何もリセットしません。(0/1)
MR#3Upg#3:BPとMRP#1〜2とDPを全て×10する。(0/1)
MR#3Upg#4:Dリソースの獲得量を×100する(0/1)
MR#3Upg#5:Ant獲得量を×1.5する(0/1)
MR#3Upg#6:A〜CのリソースのSoftCapを5遅らせる(0/5)
MR#3Upg#7:DP獲得量を×1.1する(0/10)
MR#3Upg#8:MR#2は何もリセットしません。またMRP#1を毎秒獲得します(0/1)
MR#3Upg#9:MR#1Upg#1〜2の最大購入制限をMRP#3に基づいて加算します。(0/1)
MR#3Upg#10:MR#3Upg#9の効率を×1.05します(0/8)
」
DCは#1〜#3までクリア
「
Dims Challengeは様々な制約を課せるDC#1〜#6がありクリアするたびに報酬を貰うことができる。DCを行う際はDims Resetを行う
DC#1:毎秒獲得できるBPを^0.1する
報酬:BPに基づいてBPを乗算する
DC#2:MRP#1の取得量は^0.1
報酬:MRP#1に基づいてMRP#1を乗算する
DC#3:BPはAリソースのA₁しか生産に加担しません
報酬:MRP#2に基づいてMRP#2を乗算する。
DC#4:MR#1Upg#1〜3の最大購入数は0で固定
報酬:DPowerに基づいてDPowerを乗算する
DC#5:生産力はなにかを購入するたびに^0されますが、1分かけて^1に回復します。
報酬:SDPをBPに基づいて乗算
DC#6:DC#1〜#5を全て適応
報酬:DPをBPに基づいて乗算
」
DリソースはDUPが30ほど
「
購入に必要な通貨はDPである。
Dリソースは毎秒DPowerを生産しそのDPowerを^0.05した値分次はAntを生産する。Antは使用することによりAリソース、Bリソース、Cリソースを強化するDUpgradePoint(DUP)を獲得する。DUPはAリソースの指数に加算、Bリソースの指数に加算、Cリソースの指数に加算から振り分けることができそれぞれ増加幅が変わる。
Aリソースの指数に加算 -> 0.01×DUP
Bリソースの指数に加算 -> 0.01×(DUP/2)
Cリソースの指数に加算 -> 0.01×(DUP/10)
これはSoftcapが激しくDUPはなかなか手に入らない
」
これらをクリアし成長倍率は121.6に到達した。
このような暇つぶしと夜は素振りのおかげで剣術スキルはレベル26に到達し、上級スキルの【剣の才能(1)】を獲得した。効果としては【剣の才能】のレベルに応じて剣術スキルのレベルに加算するというもの。
剣術などの基礎スキルはその者の技術力を表しているから、基礎スキルに対しての加算は技術力の無条件な上昇を意味する。
またそれ以外にも色々と上昇し(レベルやほかのスキルなど)、要塞都市に夜着いた。
ちなみに道中出てきたモンスターはバトルウルフ5体だけだった。
俺は要塞都市の門番の身分証明書を見せ、無事要塞都市に入ることができた。




