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第二十八話 ノアサウルス

 そのあと、何事もなく部屋に戻っていった俺は午後から暇になってしまったので、地下世界に意識を移した。


 ジャングルの地面の穴の中に入っている分身に意識を移して穴から這い上がり先に進んでいった。湿地の前のジャングルに似ているな。


 しばらく辺りを散策しながら進んでいると生き物の小さい足跡を見つけた。ここら辺に新たな恐竜がいるのかもしれないと思い。俺は恐竜を探すと俺よりも少し高い全長2mくらいの恐竜が5匹歩いているのを見つけた。


 こいつは肉食恐竜のアンキサウルスだな。5匹いるみたいだ。


 アンキサウルス5匹の気配を消してあとを着いて行くとすぐに目の前にアンキサウルスと同じくらいの大きさの新しい恐竜が姿を現した。


 こいつはオルニトレステスか。


 アンキサウルスの前に3匹オルニトレステスが現れた。両者はお互いの姿を見て立ち止まって、様子を伺い始め、唸り声を上げ始め両者が本格的に威嚇を始めた。


 そろそろ、戦いが始まるな。


 アンキサウルスとオルニトレステスは唸り声を止めて両者ともに駆け出し接近して戦い始めた。両者が戦い始めて互角の戦いが続いていた。


 単体で3匹しかいないオルニトレステスのほうが強いみたいだが、それをアンキサウルスはチームワークで補ってほぼ互角の戦いになっている。


 長引きそうだな。俺はその戦いに乱入してみた。

 

 邪魔されたのがむかついたのかアンキサウルスとオルニトレステス両者が襲い掛かってきたので噛みつき、引っ掻き、全ての攻撃を躱してカウンターを入れて8匹を瞬殺した。スタウリコサウルスよりちょっと強かったが俺には大した脅威にはなりそうにないな。


 ここら一帯はたぶん今までのパターンと一緒で、アンキサウルスとオルニトレステスのどちらかが生息している地域だな。


 俺は草食恐竜のアンキサウルスと同じ大きさのオスニエリアがいたので、俺は斬手刀を使用して一瞬で切り裂き血を噴出させて倒した。


 なぜ、何もしてこない草食動物を倒したのはこれを餌にして他の肉食恐竜をおびき寄せてここら辺りにいる。アンキサウルスとオルニトレステスを一掃するためで、さっき倒した奴らでもよかったのだが草食恐竜の肉のほうがたくさん寄ってくると思い草食恐竜を餌にしてみた。


 俺は木の上で隠れ餌を見張っていると餌を求めて5匹の恐竜が現れた。


 アンキサウルスだな。


 たくさんのアンキサウルスが集まりだしていると、反対側からわオルニトスクスの大群が現れ始めた。そして、その間の両方から新しい恐竜の集団が2つも現れた。


 一つ目の集団は他のアンキサウルスとオルニトレステス2つの恐竜よりちょっと小さいコエルルスと少し大きいウネンラギアが現れ様子を伺い、獲物を求めて睨み合いが始まった。


 いい展開になってきたな。四つ巴の戦いになってきて少し気になったので今回は手を出す前に少しだけ観戦してみるか。


 四者が睨み合っている間にも四者の後方から、同種類の恐竜たちが匂いを嗅ぎつけて増えていっているようだ。


 早く食べないから、どんどん増えていっているな。しかし、この睨み合いはいつまで手づくのだろうかもうかれこれ30分くらいは立っているがまだ睨み合っている。四種類もいるからなのかわからないが早く戦ってほしいな。


 それから待つこと30分、先頭にいる四者が同時に飛びかかり、1時間にも及ぶ睨み合いからようやく戦闘に入った。


 先頭に続いて後続にいた恐竜たちも突っ込みいきなりの乱戦になっていった。四者類の恐竜たちが入り乱れて何が何だか分からなくなってきた。


 だいたい同じ攻撃しかしてないこともあって、種類を見分けるのが面倒くさくなってきたので見分けがつかなくなってきている。


 大群と大群が戦うのを見るのはおもしろいがだいぶ時間がたって来たので、そろそろ俺も参戦するかな。


 俺は乱戦状態になっている戦場の真ん中あたりをめがけて止まっていた木から飛び降りて、手と足に気を纏い攻撃を躱しながら1匹ずつ撲殺または気絶させながら戦闘に乱入したが、俺を確認したのは近くにいた恐竜だけでたまには急に攻撃してくる奴がいるが、ほとんどは戦闘に集中して気づいていないようだな。


 俺も攻撃を仕掛けていくか。


 俺は周りの恐竜たちがいなくなったので、次の恐竜を求めて恐竜が密集していそうな場所に向かい倒しに行き殴る蹴るなどの攻撃を頭部あたりに入れて少しずつ数を減らしていくが、なぜだか戦場が広がっているみたいでだんだん戦っている恐竜たちの間が少しずつ広がっているようだ。


 今でさえ何kmかの戦場なのにそれ以上広げられると面倒だな。


 俺は早く倒そうと思い気合を入れ攻撃の速度を上げ、1時間後周りの恐竜たちはすべて倒れていった。


 長かったな。でもこれでここら一帯の4勢力はこれでかなりの数を減らせたのではないだろうか。まぁ先に進んでみるか。さらに先に進んでいくとまた新しい恐竜が現れた。


 俺よりも背が大きいノアサウルスとペレカニミムスが食らいついてきたようだ。


 今日は恐竜のオンパレードだな。


 俺の走る速度や探索スピードも上がっているから出会うのも当たり前なんだけどね。俺はさっきと同じようにそこら辺にいた草食恐竜のオスニエリアを餌にしておびき寄せることにした。


 今回もかなりの数が近づいているが今回は二勢力が正面から来ている。ここら辺はやはり、勢力の領域が重なっている地域を通っているようだ。


「先手必勝。拡気」


 俺は新しい技を出した。この技はワニとの戦いのときに1対多で殴るや切るだけでは面倒くさいので、対多戦において戦える技がまだなかったので今作ってみた技だ。


 これは気を拡散させて多数相手にダメージを負わせる単純な技だ。この技を当てれば多くの敵をいっきに倒すことができる。


 俺の拡気を食らったノアサウルスとペレカニミムスは気にあたって吹き飛ばされて気絶またはそのまま息絶えていったものが俺の近くにたくさん出て、数を減らしたが周りを見渡してみるとまだまだたくさんいる。


 ぱっと見たところ千は超えているようだなそのあとも続々と来ていたから、ノアサウルスとペレカニミムス3千匹くらいいるのではないだろうか。


 面倒くさいがやるしかないな。俺は4mくらいジャンプしてノアサウルスとペレカニミムスが密集している場所に突っ込み拡気を使用して倒していった。


 この攻撃で俺に気付いて攻撃してくるノアサウルスとペレカニミムスは顎めがけて殴ったり蹴ったりして気絶させていくがたまに拡気が甘く入って倒しきれないときがあって、悔しいなもっと精度を上げないとだめだな。


 今度訓練しておくか今はそんなことはできないからな。

 

 2時間くらいがたち、ノアサウルスとペレカニミムスは全滅した。


 思いのほか時間がかかってしまったな。


 デイノスクスたちと違い動きが速いため戦場が広がっていき時間がかかってしまう、攻撃力もデイノスクスたちをよりも少なく一撃ではなく何回も攻撃する感じなので、ノアサウルスとペレカニミムス同士討ちで数がなかなか減らない。


 数が減ってくると密集している場所がなくなり追っては倒し、追っては倒して、ようやく減らし全滅させることができた。


 ようやく探索をすることができるな。


 しばらく、付近を探索し終えた俺は先に進んでいった。



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