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物語る日記帳  作者: 采火
本編
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44/63

日記帳渡航《端書き》


 晩秋。


 満月の綺麗な頃。


 ススキがさわさわと涼やかな風に吹かれる頃。


 澄んだ声で鳴く虫達が風鈴の代わりに働いてくれる頃。


 遠い西の国で。


 妖怪達が暴れ出す。


 いや。


 その国の言葉で言うならば、モンスターと言うべきだろう。


 そのモンスターのうちの一つが。


 海を越えてやってきた。


 それはカボチャのランタン。


 明るく夜道を照らす死者のための灯り。


 見た目が可愛らしくてもモンスターはモンスター。


 凶暴であるからして。


 ───御注意を。



☆†☆†☆



 物語る日記帳《端書き》


 カボチャのランタン。



☆†☆†☆



 たまにはのんびりとした日記の書き手もいいのでは?

 

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