【サントリーニ島沖にて回収された大剣及び棺状人工物についての報告】
19■■年■月■日より■■日までサントリーニ島(ティーラ島)にて行われた第9次海底発掘調査にて、下記の2点が発見・回収された。
・発掘品1 大剣
・発掘品2 棺状人工物
これら海底構造物に付着しているサンゴ藻等の生物化石の炭素14と構造物を構成している表面付近の岩石(砂岩)中のベリリウム10の年代測定を行った。
調査ポイント周辺の形態はおよそ1万年近く前に陸上において人の手が加えられ、形成されたと推定されており、今回の成果はそれを裏付けるものである。
調査結果に基づき、サントリーニ島海域がアトランティスの一部であった事は、ほぼ確定した。
発掘品の材質については、双方共にX線検査等を行い特定を試みたものの、機材が原因不明の故障を起こすトラブルが頻発し、特定には至らなかった。
ただ、地球上のいかなる金属とも異なる性質を持つ事は明らかであり、伝承の中にしか存在しないと考えられていたオリハルコンではないかと推定される。
発掘品2の棺状人工物については、封印がされた痕跡があったため、貴人の棺であると想定されていた。
掘削用重機を2台使用してカプセル状の蓋の開封を試みた結果、重機は故障したが、開封は最終的に■■を用いた方法で行われ、成功した。
しかし、内部には想定されていた遺体は見られず、寝台の形状をした物体のみが入っていたが、外気に触れたため腐蝕が進み、調査は中断された。
開封作業の際、数名が『姉妹のような年格好の2人の少女が、抱き合うようにして椅子に横たわっているのが見えた瞬間、光の粒子となって消えた』と同時に証言しており、未知のガスによる幻覚、もしくは一時的な集団的精神異常として隔離・診察を受けているところである。
なお、発掘品2の棺状人工物については、再び蓋をした後、リストには不記載のうえ庭園管理局聖遺物収蔵庫地下に保管予定である。
図版は別紙に記載
複写不可
本報告書の庭園管理局外への持ち出しを固く禁ず




