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fragment19
初めて地球外の知的生命体のニューロンに接続した時、僕は何が何だか分からなかった。
自分達人間が、実は異星人に改良された半ば人工的な種族だったなどと、誰が想像できただろうか。
正直、自分はとうとう気が狂ってしまったのだと思った。
それは、あまりにも途方もない話だった。
銀河系一帯に惑星機構という巨大な組織があり、それをたった一つの人工知能が支配していたなどと、信じられる訳がない----。
だけど、僕は信じた。
信じる他なかった。
何故なら、その地球外の種族というのは、他でもないアネモネだったからだ。
僕達姉弟の因果の種は、そのほとんど残存意識とも呼べないレベルまで消えかけたニューロンのその先にある----。
あまりにも低い確率であるのは、百も承知だった。
それでも僕はアネモネを通じ、人工知能マキナの記憶へと繋がる事にした。
かつて惑星機構の一部だった星々。
その住民達のニューロンへ、僕はリンクした。
それは、最後の賭けだった----。




