転生女子高生、夏休み最終日ニッき活動
午前中、少し早めに起きる。
朝食の準備をして、軽食。
運動してからでかける準備。
陽はまだ暑く、外にでると汗がすぐにでてくる。
午前中かけて買いもの。
一度寮に帰り。
寮の管理人にあいさつ。
飲みものをもらう。
とおやくんにメッセージ。
くみさんからメッセージ。
ななちにも送る。
部屋暑いけど、昼寝。
昼寝から起きる。
いまここ。
日記にここまで書くと、りーあはまたでかける準備をする。
今度は昼食と次の用事のためだ。
午後二時。
いつもいくショッピングセンターにいき、持っていた荷物をコインロッカーに収めてから、ウェクバーガーにいく。
昼食時間からはずれたからか、そんなに混雑していないが、チラチラと学園の生徒っぽいひとたちもいる。
ここで勉強していくひともいるのだろう。
席につき、テキサイバーガーを食べて、飲みものを飲む。
テキサイバーガーは、野菜たっぷり甘ソースたっぷりのヘルシーメニューだ。
りーあのこのあとは、アクセサリー造りに必要な材料の買いものと、そのあとで待ち合わせて、カラオケだ。
一時間から二時間くらいを予定しているが、そこで残り最後の宿題終わらせるつもりだ。
りーあの残りは、選択美術課題で絵をかくのと、数学で、解けない問題があったため、それを進めること。
あとは今日分の日記を終えることだ。
残りのポテトを食べおえて、飲みものを終えて、早めに席をたち、片付けをする。
次には、アクセサリーファンシーショップにいき、片隅にある小物から、自作するのに必要になりそうな鎖やペンダント、型や工具をみていく。
少し高いものもあるが、今後造るアイテムを増やしたいから、仕方ない。
買ったものをショッピングバックにおさめて、一度コインロッカーに戻り、買ったものをそのなかにいれる。
再び歩きだし、少しだけ音楽ショップとゲームセンターをみたあとで、時間をみると、三時を過ぎていた。
カラオケまちあわせは三時半だけど、早めに移動しようと、荷物をコインロッカーから取り出して、近くにあるカラオケ店に向かう。
荷物が重いのは、買ったものと、勉強道具が入っているからだ。
カラオケ前につくと、すでにくみさんが待っていた。
「おはよー
てかこんにちはだね」
「おはよぅ。そうだね」
「荷物けっこうあるね」
「終わってない課題あってね」
「くみさんは、どれくらい?」
「あとは、二つかな。このあと終わらせるよ」
「じゃ、歌はじめる前に、課題だね」
「そうだね」
「わたしは、描くやつ残ってる。
スケッチブックに好きなの描いてきてってやつ。あと三ページ」
「美術課題なんだね」
少しくみさんと話していると、
ななちととおやくんが、時間ちょうどに、自転車を停めてきた。
「おはようーてか、暑い」
「暑いんねー」
「カラオケなかに入ろうか」
「そうだね」
こうして、四人で、三時間予定でカラオケ店に入って、受付をすませて、部屋にいく。
部屋につくと、荷物をおき、まずは、ポテトを頼んで、ドリンクバーに飲みものをとりにいくことにする。
一階ドリンクバーで、四人して好きなドリンクを入れて、再び二階の部屋に戻る。
りーあはコーラを持ってきた。
「くみさんのは」
「わたしは、レモンソーダ」
「そっかぁ、次そっちも飲もうかな」
「どうぞ一口」
「あ、ありがとー」
一口ストローで飲むと、スッパいがシュワシュワがあって飲みやすい。
さっそく、荷物から、それぞれの課題をだしてみた。
とおやくんがいう。
「いま三時半だから、四時半までには終わらせて、カラオケにしよう」
「おけー」
ななちが返事する。
ガチャ。
店員さんがポテトを持ってきた。
「ごゆっくりどうぞ」
「ありがとうございます」
店員さんが去ったあと、さっそく各自勉強道具と課題を拡げてみる。
りーあは、日記は夕方以降寝る間際に書くため、残りの美術スケッチの残り三ページと、数学課題をする。
途中数学の、わからなくなっているところにいきつき、とおやくんとくみさんに質問してみると、二人とも解けていない問題だった。
「これ解けないよ」
「課題文が違ってるかも」
「答えに、解けない、て書こう」
「あ、みんな、ポテトも食べよ」
りーあもとおやくんの号令で、
ポテトを食べだす。
こうして、残り美術のスケッチに取り組むことになる。
スケッチでは、スケッチブックの一冊を完成させることが目標で、残り三ページのところまできた。
残りは、カラオケの場面と、四人で集まったときの笑顔でも書くか。
りーあは一時間で、今日のこのカラオケで集まった絵と、それに四人の笑顔を一枚にして書いた。
他の三人もそれぞれ一時間半後には、課題が終わったようだ。
「つかれた。飲みものとってくる。」
「おっけー。あとはカラオケだね」
「ちょっとまってて」
りーあも飲みものをとってきて、部屋にはいる。
もうポテトのお皿は下げられていた。
「なに歌うー」
「なに歌おう」
「いまアゲみなのはなにー」
「え、アゲみ、ってなに?」
りーあは真面目に聴いてみる。
「テンションあげてこーって意味」
くみさんが教えてくれた。
「そうなんだぁ」
「なにから入れよう」
「とりあえずこれね」
とおやくんが一番にいれたのはOdoの流行りの曲、キラキラキラだ。
次に、くみさん、ななちも続いていく。
りーあは曲本をにらんだまま、なかなか決まらない。
二曲め、くみさんが、アイドル曲をいれ歌う。
三曲め、ななちが持ち歌をいれて、歌いだす。
りーあは、迷いつつ男性ボーカルのYONEが歌う、冷電にした。
この世界の一瞬に
忘れられない
旅路のなかに
会えなくて
でも逢えると信じて
りーあが歌い終わると、三人が拍手してくれた。
実は緊張していたため、ほっとした。
二順、三順したあと、お腹すいてこない、とななちが言い、唐揚げとクレープを室内の電話で注文してみた。
二曲ほど、進んだところで、注文したものを店員さんが届けてくれた。
みんなで囲んで、唐揚げと好きなクレープを分けて食べる。
途中、とおやくんが、飲みものをドリンクバーにとりにいくと言うため、りーあもおかわりにいく。
りーあはコーラにして、とおやくんは冷たい紅茶にしたようだ。
部屋に戻ると、もう唐揚げはななちが食べたあとで、くみさんは、いちごクレープを食べている途中だ。
わたしはチョコバナナを食べる。
なかなかにおいしい。
くみさんが話す。
「ここのクレープは、評判だから、食べたかったの」
「そうなんだぁ。ドリンクバーもあるし、カラオケいいね」
このあと、さらにもう二順したところで、
部屋の電話がなり、もう少しで終了時刻だという。
残念に思いながら、ななちが、電話でわかりました、と答えている。
「最後の曲どうする?」
「みんな歌えるのがいいよね」
「じゃ、山風にしよう」
「いいね、みんな知ってるね」
こうして、山風を順番にマイクをわたしていき、歌い終え、カラオケをでることになった。
「楽しかった」
りーあが言うと、
「課題も終わったし、夏休みおわりだね」
「明日は、もう学園だ」
「夏休み、はじまるとあっという間だね」
「花火、祭りよかったね」
「ほんと、またいきたいな」
「今度は、秋になにか考えようよ」
「そうだね」
「じゃ、また、次は学園で」
「じゃね」
「課題持っていくの大変、たりー」
「がんばってこー!」
「じゃねー」
四人、わかれていく。
りーあも寮へと帰る。
自転車のカゴには、終えたばかりの課題と、買いもの。
カラオケで食べたため、夕食を改めて食べなくても大丈夫。
でも、りーあは、少しだけ不安が残る。
生暖かい、夏の日の夕暮れ、自転車を走らせながら、預言者レポートの映像を思い出し、この夏休み期間の楽しい思い出と共に、いつか消えてしまうのだろう、この瞬間の想いを切なく思った。
「覚えていたいな、この夏休み。再び転生しても、想いだしたい」




