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「はぁ……もったい」
正直、もっと岡本さんと話したかった
この世界に来て初めての異世界人だもん。
恋愛とかじゃないけど運命感じちゃうよね?
だって正直そんな人が自分以外に居るとは思わなかったし
でもあんな取り乱した白雪姫みたら…あれ以上は無理だしさ
きっとあんな状態になるのは初めてじゃないんだろう。
コンコンッ
「コイお姉さん、良いかしら?」
「あ、うん」
部屋から出て行ったサーシャちゃんは数人だけ部屋に連れてきてくれた
うん、私が予想してた人物と殆ど変わらないけど
「…何でナナセが居るのよ?」
「うるさかったからよ、私もイルーナとシーク、それに行った金貨王子だけで良いと思ったのに…」
「おい、金貨王子っていい加減止めろ」
ナナセに向けて言った言葉にサーシャちゃんが呆れながら答える
その間にイルーナ君は人数分の椅子を用意してる
こういう時人柄が出るわね…
合コンなら女子力高い系?
『私が皆のサラダ取り分けるわ!』と言いながら配るのは男子からみたいな
「コイお姉さん、体調大丈夫?」
シークがベットに腰掛けて私の少し乱れた前髪を直してくれる
「シーク座って?」
イルーナ君はシークを則すけどシ ークは私の顔をジロジロ見つめてる
何?
泥でもついてたりした?
それとも薬草臭いの?
でも臭いなら布団でカバーしてる臀部の筈…。
「うん、でも近くで確認したかったから…綺麗な顔に傷は無いみたいだな、良かった」
「……っ!」
そう言うと爽やかな笑顔で私の頬を撫でた
「キザったらしいわねぇ…」
サーシャちゃんに小言を言われながら椅子に座るシークは何も無かった様な素振りだけど…そんな言葉に免疫無いからどうして言いかわからないよ。
「本当の事言っただけだろ?」
「俺が着いてってたんだからそんなヘマするわけねーだろ?」
「だから心配だったんだよ」
「2人とも落ち着いて下さい、コイお姉さんは疲れてるんだから長居は駄目ですから」
うまくカインとシークの間に座って間を宥めてるイルーナ君には感謝だわ
正直、横になりたいのが本音
座ってるのもキツい
「大丈夫?」
「ありがとう…」
サーシャちゃんは皆とは反対に私の隣、つまりベットに座って軽く腰を支えてくれてる
本当に面目ない…。
「疲れてる所すみません、白雪姫と狩人の話なんですが…」
イルーナ君はカインから聞いた話を私に確認するように復唱した




