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憧れはシンデレラの王子様なのに私は白雪姫?  作者: 本庄梓
魅惑の白雪姫
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そう言いたいのにまだ上手く息が出来ない

首がモゲルかと!


コイツ…軟弱な癖に腕の力強いの?

面倒くささ満載だなっ!



「何だよ?」


「…あまりの息苦しさに酸素を欲してたのよ…普通は引っ張るって腕とか…肩とか…でしょ?」


首を抑えながら弱々しい声で訴える


少女漫画とか主人公を追い掛けて来て腕を掴むとか良くあるシーンだけど…首は…あり得ない。


「そうなのか?」


「そうでしょーがっ!」


「人を引っ張ったりした事あまり無いし、リュウならいつも手綱引っ張ってるけど」


「私は馬じゃないから!もう…疲れた」


確かに馬は首に手綱をつけて歩かせてるけど、一緒にされたらたまったもんじゃないわ


クソッ忘れてた…コイツの知識が浅い事を。


真面目に付き合ってたらこっちが疲れるんだ、やめやめ!


私は首を抑えながら家の中に入って行くとナナセが既に椅子に座ってお昼を食べてた


「どーしたんだよ?」


「痛いのよ」


私の事を見ながらナナセは笑った


「たかが薪割りでもう疲れたのかよ、本当に非力だな」


「違うわよ!今カインに殺され…痛っ!ちょっと今度は何よ!?」



確かに非力だし体力が無いのは認めるけど、薪割りで根をあげたわけじゃないのを説明しようとすると今度は頭に衝撃が……


やったのは隣に座ったカイン


首だけじゃなくて頭も攻撃されるなんて…コイツ本当に密かに私を殺めるつもりなんじゃ…


そう思うくらいまだ首には違和感が有って思わず擦ってしまう。


後で鏡を見なくちゃ…絶好赤くなってそう



「親切で引っ張ってやったのに」



「生死を別ける親切なんて要らないわよ」


よく九死に一生を得たとか言うけど…本当に助ける側の行動って大切だわ



「大げさだなぁ。只でさえソイツは馬鹿なんだから誤解される様な言い方するなよな」


「おい、何だよその言い方」



「そのままの意味だ」



向かい合わせに座ったナナセが席を立ってカインを睨む



また始まった…



どうもと言うかやっぱりと言うか…2人は特別仲が悪い。



シークが言うには『似た者同士』だからお互いの行動がむかつくらしい



最初のうちらは仲裁してたけど。『ナナセの事もアイツ事もサラッと流さないとこっちが疲れるよ』とアドバイスまでくれた。



シークの言葉通り顔を会わせばこんな感じ


今日もナナセが残るって聞いて嫌な予感してたんだよねぇ…



「お前、いっつもコイの傍に居るけど本当に姫探ししてんのかよ!?」



確かに…カインは森に入って結構直ぐ帰ってくる



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