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紙を片手にシークは集合場所を決めてさっさと居なくなった
「よし!コイお姉さん私達も行きましょ?」
「うん……お手柔らかに」
サーシャちゃんの目が輝いてる
向こうでも洋服とかに時間を掛けた事は無い私にとって基本着れれば何でも良い
でも目の前の女子はそういうタイプじゃないらしい
シーク……私頑張るよ!
それから私とサーシャちゃんは現代で言うと原宿の竹下通りみたいな何軒も洋服屋が並んでる所を見て廻った
『コイお姉さん!これとかどう?』
『あっ!試着しちゃおうか?』
『これなら生地を買って私が作ろうかしら』
下着的な物は結構早く買えた
やっぱりああいうのはこっちではあんまり種類が無いみたい
サイズさえ分かれば簡単だったけど
うぅ、私の胸の大きさが空しくなった
誰に言い訳するわけじゃ無いけど私は向こうで言うとBカップくらい……そんな凄く小さいわけじゃないんだけどサーシャちゃんの18歳の時に比べるとさ
「この服は子供サイズも有るから私もお揃いで買って良い?」
「え……うん、それは構わないけど」
もう何軒目だろう
異世界にも洋服屋っていっぱいあったんだ……私の感覚だと武器屋とか鍛冶屋とかゲーム的な店しか想像してなかった
この世界はお洒落女子には楽しい街開発がされてる
「本当?やった!私、お揃いとか女の子同士でしてみたかったの!色違いで買いましょ?すみません~!」
「…………」
お店の人を呼びに行っちゃった後ろを姿を見ながら思う
そうだよね、7人も居ても女の子は1人だもん
こういうお店に同姓と来るってもしかしたらサーシャちゃんは凄く楽しんでくれたのかな?
私の為に申し訳ないなって思ったけどサーシャちゃんか少しでも楽しかったなら良かったかも
女の子とペアルックなんて私も姉妹居ないから初めてだし……
「異性とも無いけどな」
ホッコリした気持ちを自分の自虐発言でぶち壊した
その後はサーシャちゃんのオススメのお茶屋さんで休ませて貰ったり雑貨屋を見たり……時間になって集合場所に行くとシークが既に待ってた
時間は丁度だったからシークは結構待ってた筈なのかも知れないのに『俺も今来た所』と王道の少女漫画の台詞を吐くシーク。
出来るな……この小人!
男子的には絶対モテるタイプだ!絶対結構待ってた筈なのにそれわ言わない。
ナナセなら1分遅れてただけで騒ぐだろう
「コイお姉さん、良い物は買えた?」
「え……あ、うん沢山選んで貰ったよ?」




