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2.悲劇の始まり
悲劇の始まりは、生まれた頃から始まっていた。
私には兄が3人いる。
父と母はどうしても女の子が欲しくてやっと産まれた私をとても大切に育ててくれた。末っ子であることもあってそれはとても可愛がってくれた自覚はあった。
その環境は兄達にも影響をもたらし周りからはシスコンと言われるほどに可愛がってくれた。
しかし、それは“とても曲がった方向で”だ。
私の地元の地区はとても荒れていることで有名だった。
路地裏や土手で喧嘩騒ぎは当たり前。
学校では廊下にバイクが走り回り、屋上から机が落ちてくる。
兄達も例にももれず荒れていた。不良だった。
そして兄達は私に周りから舐められないように不良のイロハを教え込んだ。
私は知らず知らずのうちに不良の英才教育を受けて育ち、普通とは違う常識を常識として育てられた。
“髪は12歳までに染めないと将来禿げる。”
“喧嘩で5回負けると逮捕される”
“拳で語るのが人の流儀”
“挨拶はメンチから”
あれよあれやと周りからは怯えられ群がる不良達。
女の子の友達なんていた記憶がない。
さらに兄達はその地区では頂点に君臨する不良で番長と呼ばれていた。
そんな私は中学に上がるや否や、兄達の妹というだけで無理やり番長の座に座られていた。
ヤンキーコメディーにしていけたらと考えています。
ラブもあるかも…?




