三十八
とりあえず今日はシルファのギルド登録と簡単な討伐系の依頼をやるつもりだ。籠手を買ったのはいいが結構蒸れるので依頼に行く時だけつけることにした。シルファは結構グローブを気に入ったらしくなぜかつけていた。別に危なくないからいいか。
シルファの登録はすんなりいった。やっぱり私たちには決定的なものが足りないのだろうか。どっちもまだ伸びるからきっと。パーティ申請でシルファを入れて依頼を受けた。Eランクの討伐系の依頼だ。多分このくらいならシルファでも倒せるだろうというナダレの判断により決まった。討伐モンスターは
スローラビット。最近畑を荒らすので早めに解決してほしいということだ。これならすぐ終わるのでついでに依頼をもう一つ受ける。薬草採取の依頼でちょうど近くで採れるのでいいと思って選んだ。近場の依頼なのですぐ帰れるだろう。終わったらナダレに召喚魔法教えてもらおうかな。
依頼場所に行く途中で薬草の採取は終わった。あとはシルファの腕試しかな。依頼の場所にはスローラビットはいなかった。でも依頼主からはいつもこの時間帯には来るといっていたので少し待ったらくると思う。畑は結構広かったのでエサとなるものはたくさんあった。私は時間つぶしのためナダレに召喚魔法について教えてもらえるかと頼んだ。一応了承してくれたが、今日やるにも必要なものが家にあるらしく明日とりに行くそうだ。転移魔法陣を使えばすぐ着くのだが探すのに時間がかかるそうだ。仕方ないか。私は時間つぶしに運動をした。ランニングだけど結構時間稼ぎになるからだ。そうこうしているうちにスローラビットが集まってきた。スローラビットは名前とは関係なしにすばしっこい。だが攻撃方法もあまりないらしく体当たりの時に思いっきりぶん殴ったりすればすぐ倒せる。スローラビットはもふもふしているので毛皮が洋服にも使われる。値段は高いほうだ。モンスターの毛皮を加工するのには結構な技術が必要だかららしい。そんなスローラビットが10体ほど来たので二匹シルファに任せることにする。どんなふうに戦うか見るため私は拘束系の魔法をスローラビットにかけた。スローラビットの力だと抜け出せないと思うのでちょうどいい足止めだ。そしてシルファの様子を見ておく。スローラビットの体当たりを避けていた。結構身が軽いらしい。殴るタイミングを計っているのかな。でも避け方もすごい。できるだけひきつけてギリギリのところで避けている。二匹同時に避けている。たまに蹴りとかを当てている。まるで戦いに慣れているようだった。手伝わなくても十分にできるはずだ。今度はもうちょっと強いモンスターと戦わせようかな。シルファは体当たりしてきたスローラビットを思いっきり殴った。多分これで一体か。もう一体の攻撃を避けた。一気に距離を詰めてとどめを刺した。シルファは息が切れてる様子もなかった。体力もあるのか。今度は私の番かな。私は拘束魔法を説いた。私は距離を詰め、一体を斬った。一撃で死んだ。残り七体。三匹ぐらいが一気に体当たりしてきた。私はジャンプして避けて一体斬りかかった。でもかすっただけだったのであまりダメージにはなっていないかな。他のスローラビとも体当たりを仕掛けてきた。今度は横に飛んで避けた。ついでに一体の足を斬った。これで行動不能になるはずだ面倒なのでスローラビットの集まっている場所に上から水魔法を当てた。ついでにそれを凍らせた。一体だけ運良く残っていた。私は距離を詰めて斬りつけた。これで討伐終了かな。ギルドに戻って報告するか。あとはスローラビットから毛皮を剥いで売ることにしよう。




