三十六
目覚めるとナダレが少し険しい顔をしていた。何かあったのだろうか。私の横でシルファがまだ眠っていた。結構遅い時間に眠ったから眠っているのも当然か。さてと、朝の運動を始めますか。
「ナダレ、ちょっと出かけてくる。食べれそうなのがあったらとってくるね。シルファのことよろしくね。行ってきます。」
「できるだけ早く帰ってくるんじゃぞ。早くしないと帰れなくなってしまうからの。」
さてと行ってきますか。
ふう。結構走ったな。ウサギとかが少し狩れたからこれを朝ごはんと昼ごはんに使うか。シルファはもう起きてるかな。ちょうど日もいいくらいに昇ってきたし。
「ただいま。ウサギとか持ってきたよ。」
「いいタイミングでかえってきおったな。シルファもちょうど起きたんじゃ。朝ごはんにするかの。」
私は空気中にある水分を集め鍋に入れた。枯れ葉とかを少し集め魔法で火をつける。やっぱり魔法って便利だな。ウサギはあらかじめ血ぬきをして持ってきたので安全だと思う。抜き忘れるとモンスターなどが集まってくるので血ぬきは少し離れたところでやったほうがいいのだ。水が沸騰してしたらさばいたウサギを入れる塩で少し味付けをして乾燥野菜を入れる。しばらく煮込んで完成。簡単なスープができた。これとパンと一緒に食べる。味付けは少し薄めになるけど普通に食べられるレベルだ。残ったウサギの肉は干し肉にしておく。乾燥させるには肉の中に水分がなければいいので肉の中にある水分を別のところに集めるようにすればほとんど乾燥する。あとは軽く火にあぶっておく。これで昼の分まで持たす。ちゅお色ができたことをナダレに知らせる。シルファもご飯とわかりすぐにこっちに来た。あまり料理はうまくないけどこのくらいできたらふつうに旅できるくらいなので別に気にしない。みんなあつまったところだしご飯を食べますか。
「いただきます」
でもお米が欲しく感じるのは日本人の性なのだろうか。




