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十二
「あのさナダレかくかくしかじかなんだけど知らない?」
「まるまるうまうまか。クオンはやっぱり不思議な奴じゃのう。流石に長生きしおる儂でも神の名前など知らぬ。そもそも神の名は宗教などで変わるからの。じゃから神の真名はわからぬ。知れそうなところは古代の遺跡ぐらいじゃな。しかも古代人の神をまつる神殿の類じゃな。」
「わかった。」
遺跡あさりしかないのか。あの神め。名前を教える気が最初からなかったのか。
「でも貴様は古代語とか読めぬじゃろう。そもそもこの世界の文字が読めるのか?」
「…読めない。」
「ふむ。しばらくは魔法の練習と文字を覚えることじゃな。簡単な絵本とかそこらにおちておるはずじゃからそれを読むといいじゃろう。覚え終わった後に儂が知っている限りの古代語を教えてやる。」
「さんきゅーナダレ。」
ナダレはやっぱりいやつだ。私はそこら辺を探して絵本を読む。暫くは読書漬けかな。何冊か読み終わったら魔法の練習に移ろう。最近は簡単なのだったら無詠唱でできるようになってきたからもうちょっと複雑な魔法に移ろうかな。ナダレに見本を見せてもらってもいいし。ファイヤーボールとか鎌鼬みたいなのとかもいいな。とりあえず戦闘向けの魔法の練習をしよう。あとは文字を覚えないといけないのか。神様をぶん殴るだけじゃすまなくなってきたかも。




