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江戸切子の日(七月五日)



 江戸切子工業協同組合によって制定された。江戸切子を多くの人に知ってもらうのが目的で、十種類ある代表的な江戸切子のカットパターンの中の一つ魚の卵をモチーフにした『魚子(ななこ)』という文様があって日付は、この「なな(7)こ(5)」の語呂合せから取られたらしい。



 遥くんが、プレゼントに選んでくれた、江戸切子は、嘉(よし)くんのが青で私のが紫色だ。カットも綺麗で、結構高かったんじゃ、と言う一品の切り子だ。遥くんには、使わないで飾って置くのは、禁止って言われた。ううう、壊しそうで怖いよ、って言ったんだけど、器は使うもの、だって言うお言葉を頂戴してしまった。確かにそうなんだけどね。



「今日は、これにします」

「遥からの、切り子使うんだ」

「そう言えば、今更なんだけど、これも麻の葉の紋様だった」

「ああ、前に麻衣から、借りた傘。あれは、美月さんチョイスだっけ」

「みんな、考えること一緒だなって」

「うん、俺も知っていたら、麻の葉の紋様にするね」



 やっぱり、そうだよね。美月さんだけじゃなくて、遥くんも私の名前から、麻の葉の紋様を選んだようです。あの時は、そのこと何も言っていなかったけどね。遥くん、ちょっと意地悪だ私が気付くまで、黙っていることが多い。嘉くんと遥くんのアルバムのことも、ずっと黙っていたしね。



「水鳥記の夏酒にしました」

「ああ、気仙沼のお酒だね」

「うん、冷やで飲みます」



 酒のつまみは、旬のカツオのお刺身にした。そう言えば、気仙沼のカツオが、日本一を奪還したようだ。流石に、今日のは、違うんだけどね。これは、千葉県産のカツオだ。美味しい生カツオ食べたいね。私と嘉くんは、カツオの刺身に舌鼓をうちながら、水鳥記で乾杯したのだった。



 2026/07/05 活動報告掲載

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