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彼女の趣味

 すみませんっ!┏○┓

 一週間ぶりの投稿です。


 「ねぇ、ロゼールさん。さっき貴女の言ってた趣味って何かしら?」

 凛とした眼差しでクリュッセルはロゼールを射抜く

 ロゼールは少し躊躇う素振りをしながらもクリュッセルの『どうしても聞きたいの。ダメかしら?』という問いかけにこたえることにした

 ゆっくりと口が開かれる。発せられた声は微かに震えていた


 「私は、皆さんのような普通の令嬢ではないんです。わ、私は他の方が好まない本が好きでして……」


 彼女が語ったのは周りとは違うということ。けれども、この内容では探せばどこにでも居そうな人であった


 「そ、それでですね…わ、私が好む本というのが、その…だ、男性同士や女性同士の恋愛ものの小説でして……す、すみませんっ!こんな私、嫌いですよね!」


 ロゼールはそう告げると顔を紅潮させて手で隠して逃げ出そうとした。しかし、クリュッセルは彼女を引き止めて

 「その話のどこが悪いのよ!?私だってそういう話、好きなのよ!」

 と、カミングアウトした。すると、ロゼールは『はへ……?』と声を漏らすと、同時に眼鏡がずり落ちた


 それからは他の生徒が来る前までお互いにどういうシチュエーションが萌えるかなどのオタクならではの討論会を開催。ロゼールは初めて自分の趣味を知った上で友好的に接してくれた人だと瞳に涙を浮かべながら微笑んで語った

 (はァァァァ!?もう私がヒロインである必要性無くない!?この子めちゃくちゃいい子で可愛いじゃん!!!この子が幸せにならないってどんな世界よ!!ラスティーク様が永久に一番の推しだけど、ロゼールも推せるじゃないの!!)


 「ねぇ、ロゼールさん、もし良かったら私とお友達にならない?」

 クリュッセルの問いかけにロゼールは目を見張り、ふわりと微笑んで頬をほのかに染めると

 「私みたいな人でもよろしいのであれば勿論です!」

 二人の空間にほわほわしたものが見えてきそうなほどに二人は和んでいた



 それから、魔法薬学教師であるベラ・シャール先生が教室の扉を開き、凛とした声で

 「授業を始めるわ。喜びなさい。担当はこの私、ベラ・シャールよ!」

 ベラ先生の態度に女子は若干苛立ちを覚えているようだが、男子はニヤニヤしてベラ先生の美貌に見惚れていた


 授業を始める時の態度は少しアレだったが、授業は分かりやすかった事に驚いた

 魔法薬学は細かい所まで気を付けないと危険な授業だからだ。今回の授業は座学とは言えどもやはり危険な事や取り扱い注意な薬草、道具などについての説明も難しい。しかし、ベラ先生は分かりやすく、時折質問を織り交ぜながら理解しているのかを確認していた












 「でも、やっぱり傲慢なのね……」

 授業が終わるとベラ先生は私と目が合ったからなのか私とロゼールを呼び、大量の書類運びを任せてきた(押し付けてきた)のだ

 「ま、まぁ、次の授業まではだいぶ時間があるし、こうして二人きりになれて私は嬉しいです」

 「ロゼール……!ありがとう!私、貴女と友達になれて良かったわ!!」

 二人で仲良く会話をして職員室へと書類を運ぶ。二人のことを後ろから付いてきている人影がいることも知らずに

 そろそろ期末テストも近くなってきました。今度の投稿が何時になるやら……

 残りの話も書き上がり次第投稿させていただきます

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