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授業(精霊学)とメガネのあの子

 書きました〜!!!!精霊の説明、長くなりました


─精霊学。世界に数多く存在するといわれている精霊について学び、契約を行う授業。この時間での契約が卒業条件の精霊との契約の達成条件となるが精霊に嫌われる者もいる。精霊は人の心根を見抜くのだ─


 今年(二年)から追加された教科である精霊学の教師が来るまでの間にパラパラと教科書をめくる(席は自由なようだ)

 ふと此方を見ていたメガネの彼女の事を頭の片隅に追いやっていた事を忘れていた事に気が付き、一人でぽつんと座る彼女の元へと向かう

 彼女は私に気付き、ビクリと肩を大きく跳ね上がらせるとオドオドし始めた


 「ねぇ貴女、名前は?」


 怖がられない様にと優しく柔らかな笑顔を浮かべて問いかけると


 「あ、あぅ、わっ、私は、ロゼール・ハワードと申しましゅっ!ハワード子爵家の者でございます!」


 慌てまくりながら自己紹介を行う。ロゼールというらしい

 (乙女ゲームにこんなキャラはいなかったはず……という事は私の影響によって出てきた元モブキャラかしら?)

 少しの間思案しているとメガネから少し目を覗かせて不安そうに

 「あ、あのぉ……何故クリュッセル様が私のような者に声をかけて下さったのですか…?」

 と、尋ねてきた。まだ名乗ってもいないのに関わらずクリュッセルのことを知っている様だった

 「あら?どうして私の名前を?」

 少し疑問を抱いて問いかけるとロゼールは優しく微笑むと小さいが聞こえる声で

 「クリュッセル様、話題になっておられますよ。シャラナーダ様のハートを射止めるのはラスティーク様ではなくクリュッセル様だと」

 と告げてきた。その事実に驚き、急いでロゼールの隣へと席を移す

 「えっ!あ、あのっ!ど、どうして隣に!?」

 クリュッセルの行動に驚き、ワタワタしたロゼールだが、クリュッセルが『もっと貴女と話してみたいの!』と目を輝かせた為、選択肢が《YES》か《はい》の実質一択になってしまったロゼールは半ば強制的にクリュッセルと話すことになった





 ロゼールとの会話は“普通の令嬢”ならば好き好む色恋沙汰や流行のファッションの話がメインで他には誰が誰の婚約者でどういうことをしてもらったか等の話だったが、一つだけロゼールは“普通の令嬢”とは少し違った趣味を持っていた

 本人は、『引かれてしまうから話すのは避けたいのですが……』との事だったが、そんなのはクリュッセル《中身:日本育ちの社畜であり中高生時代はヲタク》には関係ない。『是非貴女のその趣味について知りたいの!』と、陰キャが見たら10人中10人が倒れるであろう陽キャオーラでロゼールの趣味の話をする事になったのだがタイミング悪く(ある意味良い)ベル・ロゼット先生が髪を振り乱して『すみません〜!!精霊連れて来るのに時間がかかりました〜!』と、息を切らして大荷物で教室へと入ってきた


 精霊学の授業は面白い授業だった(クリュッセル談)

 精霊の存在や精霊の種類、特徴などをイラストや実際の精霊を見て受ける授業なのだが、ベル先生、イラストが上手くて愛らしい。その上、三体の精霊と契約している様だった

 授業の終わりが近付き、ベル先生はちょっとした雑学を教えていた




 此処で簡単に精霊の種類について説明すると、精霊には四段階ある。人型(大人)とドラゴン型、人型(子供)・獣人型・ドワーフ型と獣型がある


 最も力が弱いのは獣型。姿は100近くあるとされており、最も契約しやすい。視界の共有が可能。魔力の属性を持たないが、特殊な適正(身体強化と魔力増幅)を持つ


 それなりに強いのは、人型(子供)と獣人型、ドワーフ型だ。此方は力、もしくは体力を向上させることを得意とする。魔力は1属性で、適正は3つ〜4つ。ちなみに、なぜエルフ型がいないのかと言うとエルフは精霊に近い種族だからとの事だ


 相当強く、伝説にもなるのがドラゴン型の精霊。種類はいくらかあるが数少ない。それぞれの鱗の色でどの属性が最も得意なのかが現れる。出現したばかりの頃は破壊や殺戮を繰り返し、その過程で喰らったモノの姿へと変貌が可能となる。尚、精霊の中でも個体差が浮き彫りになる種類であり、大人しいものは大した事はしない。魔力は1属性であり、適正は全て


 最も力を持ち、信仰の対象となるのが人型(大人)の精霊。余りにも強い為、普段は精霊界で過ごしている。気に入った者には祝福が与えられるが、その人の人格形成の邪魔にならない程度の為、成人の時のステータスチェックで初めて知る人もいる。魔力は約半分の属性を持ち、適性は全て




 授業が終わるや否やクリュッセルはロゼールを連れて教室を出て魔法薬学の授業の準備をすると共に、誰もいない教室で彼女の趣味の話をするのであった

 次はロゼール・ハワードの趣味と魔法薬学の授業(授業は殆ど書かない)です

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