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幕間2 リャイナ・ティルの報告と学園の異変

 後半は不穏です。

 ××××年×月×日 炎の曜日


────────────────────────

─クリュッセルお嬢様の近況報告─


 先日魔法実技の授業の際に、シャラナーダ・クナーズ・ルーク殿下と共に授業を受けるものの、魔力の暴走が起こったことにより、炎魔法がお嬢様と殿下の方へと誤発。しかし、殿下の魔法により、怪我などは無かった模様。昼食時間の際にはラスティーク・ナリュータ様と摂られておりました。何やら雰囲気が不穏でしたが、その不安は的中し、お嬢様は魔法により、濡れ鼠になった様です。どうやらその後の授業は欠席をして、主犯格であったラスティーク様に用意していただいた着替えを着たそうでございます

 しかしお嬢様はそのことに関して特になんとも思っていないご様子。それどころか、濡れ鼠にした主犯のラスティーク様を慕っておられる始末でございます

 他に特記すべき事といえばお嬢様が御自分であることを隠して手紙を書かれておりました。誰に渡したのかはわかりかねますが、お帰りになられた際には大変落ち込んでおりました



     クリュッセル・ナージャ専属メイド

             リャイナ・ティル


────────────────────────









──学園敷地内・?????──


 パチパチと炎の火の粉が飛ぶ。所々に灯火が消えないようにされている明かりが付近を照らし、廊下は完全な暗闇ではない様だ

 ズル…ズル…ズル…

 何かを引きずる音が聞こえる。丁度近くを通りかかった見廻りの騎士が音と異臭に気が付く

 音が近付いてくるにつれて異臭は更に強くなる。騎士はその場を離れたかった。しかし、任務の為に離れることは出来なかった。いや、“任務の為”と言っては語弊がある。もう既に動くことが出来なかった。と、言った方がより正しい表現であったのだろう

 彼が“逃げなければ、誰かに報せなければ”と思った時にはもう遅かったからだ

 彼が目にしたのは異形。そう言い表すしかないモノだった。強い刺激臭に混ざるのは鉄の匂い。ヤツが手にしていたものは仲間だったものだった

 見つかったら“死ぬ。”そう覚悟した

 恐怖に身体が支配され、茂みから動くことが出来なくなる

 息を潜めてヤツの姿が見えなくなるまで逃げ出したい感情と叫びたい衝動をじっと抑えて見張っていた

 ヤツの姿が視界から消え、気配も無くなったところで騎士はヤツが通った道を見に行った

 しかし、引きずった跡は勿論、足跡や血痕すら残ってなどいなかった

 うん、うん…書いてみたけど、どうしよう……(考えてない)

 まぁ、とりあえず、頑張ります… ٩('ω')و✧︎

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