Episode 10:「Undecided Only One」~ただひとつなんて決められない~
「今度、涼子さんがうちに来たら、あんたと絶対別れさせるから!!!!」
…昨夜隆太は、姉の流美に、10歳年上の女性である、涼子と結婚まで考えていると告げたところ、何かが流美の逆鱗に触れたかのごとく、彼女は激高した。
…タイミングの悪いことに、今日は涼子の方が隆太を迎えにやってくることになっている。 もちろん、水泳の練習に行く予定なのだが、流美に呼び止められて、言い争いになることは不可避だろう。
「お、、、お姉ちゃん!! そんな、、、僕達べつに、悪いことしてるわけじゃないし、涼子さんはとってもいい人なんだよ!! 僕のことを、本当の弟みたいだって言ってくれるし、水泳部の友達のことも気遣ってくれるし…」
「だから、それが私がダメだって言いたいんだよ!!!!」
「…ど、どうしてだよぉ…??」
流美は、かけていたメガネのズレを直し、隆太に話を続けた。
「いい?隆太?? あたしもね、隆太が誰と付き合うのも勝手だっていうか、自由だと思うよ。 でもね、相手のこともちゃんと考えてモノ言えッてんだよ!! あんたはまだ中学生で、学校の勉強から部活から、将来のための色んなことをクリアしていかなきゃならない。 …で、涼子さんは大人の女性。 お仕事も忙しいわけだし、あんたは涼子さんを、彼女ってよりは事実上の保護者にしちゃってるじゃないの!!」
「違うって!! そんなんじゃないって!! …ホントだって!!」
「ううん。違わない!! 大体にして、お仕事もあって、大人としての自覚もある女性が、まだ13歳の男子中学生と”恋仲”だって、どこの誰が信じると思って!? あんたも立場考えろよな!!!! もし、本気でその、涼子さんが隆太を好きだとか言ってるんだとしたら、あたしは涼子さんの品性を疑うわよ!! なに考えてんですか!?って…。 うちの弟を何だと思ってるんですか!?って。 それに、まさかとは思うけど、大人だからよからぬことを教えたり、変な人との付き合いが生まれたりしないか、お姉ちゃんは心配でしょうがないんだよ!!」
隆太は、この手の反発的な意見は出るだろうと薄々感じていたが、ここまで姉を怒らせてしまうとは想定外だった。 てっきり、二人の仲をからかわれるか、逆にこっちが流美をうらやましがらせてやれると思っていただけに…。
「お姉ちゃん…、、、涼子さんは僕にとっても大切な女性なんだよ!! 確かに、、、今すぐに結婚とか恋愛的に付き合うってのは無理かもしれないけど…、その、、、将来まで待ってくれるって言うし…」
「隆太ぁ!? まぁだわかってないんだなぁ…!! そんなこと言ってたって、隆太には友加里ちゃんとか愛莉ちゃんとか、自分の歳や立場に相応しい相手ってのがいるでしょう!! あたしも、特に友加里ちゃんがあんたに好意持ってること知ってるし、あんただって学校で話ができる数少ない女子なんでしょう? 友加里ちゃんはあんたに好かれようと、いっぱいいっぱい努力してきているはずなのに、それでもあえて、めっちゃ年上の涼子さんの方がいいってことなの? 涼子さんとは単純に知り合いですって程度ならともかく、将来の青写真まで出来上がってるとか…!?」
「だ…だって、、、友加里も愛莉も、学校でみんなと一緒に男子をからかったり、いじめたりするもん…。 好きだって言ってくれる割には何だか素直じゃないし、中学出たら別れるようなことも言ってるし…。 もし、将来友加里と結婚しても、鬼嫁になっちゃうような気がするんだもん…」
「ちょwww…あんたなぁ…。。。 だ、、、だからって…、、、お姉ちゃん的には、弟の彼女があたしより年上だなんて…。。。」
…少し、沈黙の時間が過ぎた。 緊迫した雰囲気が小野家を包み込んでいたが、一方で隆太は、姉に対する反論のチャンスを窺ってもいた。
「じゃ…、じゃあお姉ちゃんに聞くけどさぁ!! 涼子さんとお姉ちゃんって、たいして話もしたことないのに、どうして悪い付き合いしている人だって決めつけられるんだよぉ!? 聞いてりゃお姉ちゃんが一方的にやきもちやいているだけに思えるし、いくら実の姉でも、僕が好きになった彼女のこと否定するのって、許せないよ!!」
「…んだとゴラァ…!!!! 隆太こそ全然わかってねぇじゃんかァーーー!!!! 涼子さんは大人の礼儀として、あんたのこと好きだって言ってくれてるんだよ!! あんたを傷つけないためにさ!! そのうち涼子さんには、あんたなんて目じゃない彼氏ができて、その時隆太は、ごめんね…って言われてポイされちゃうっての!!」
…・・・・・・・・・・・・・・・・バシッ!!!!!!!
隆太は怒りを抑えきれず、手元にあったクッションを流美に投げつけた。
流美のメガネが吹き飛び、あわててメガネを掛け直し、立ち上がって隆太をにらみ返した。
「いったぁーーー、、、…ってめぇーーー!!!!何すんだこのやろぉ!!!!」
気が付けば、涼子との仲の話とは無関係に乱闘していた…。
「なんだよバカ姉!!自分に彼氏できないからって弟のことを!!!!」
「んだとゴルアァ!!てめぇの身分もわきまえない恋愛だなんて家族として許せるかこの大馬鹿ヤロォー!!」
二人して、そこいらじゅうにあるものを投げ合ったり、首元をつかんだり投げ飛ばそうとしたりと、涼子が見たら阿鼻叫喚もののリビングと化していた。。。
…というか、涼子はそれを見ていた…。
流美「んあぁっ…!?!? りょ…、、、涼子さん!? いつのまにいらしてたんですか!?」
「はい…、、、そのぉ…、、、さっきからずっと玄関のチャイム鳴らしてましたが、一向に隆太くん出て来ませんし、中からただならぬ音が聞こえてきましたし…、、、それで、失礼かと思いましたが、お邪魔させて頂きました…」
「うわぁーーーん…。。。助けてよぉーーー。。。涼子さぁーーーん…」
「ちょ…、ちょっと一体何があったの?? とりあえず、お話してくれるかな?? お姉ちゃんとケンカしちゃったの?」
「グスン…、、、はい…。 でも、ただのケンカならまだいい方です…」
…散らかったリビングから、流美の部屋に二人は案内された。 そして、涼子は事の顛末を仔細に説明され、改めて流美から、隆太と恋仲的に付き合っているのは本当か?と尋ねられた。
「はい…。 ただし、今はあくまでも、お友達というレベルだと認識しています。 確かに、私の亡くした弟にそっくりで、気さくに色々なことを話し合えますし、以前、私の旅館に泊まりに来てくれた時も、お仕事のお手伝いをしてくれたり、明るくみんなに声を掛けたりして、とっても良い子だと思っています。 私は個人経営の宿で仕事をしていますので、ぶっちゃけ、異性と出会うチャンスは皆無でして、、、以前隆太くんと、もし、将来結婚できるといいねってお話したら、それから、何だか本気でその話が進んじゃったみたいで…」
流美は、涼子をキリっと睨み付け…
「涼子さん…!? うちの弟、まだ中学生ですよ? それなのに好きですとか、色々と大丈夫だと思っているんですか? 水泳の練習とか、お出掛けとかも結局のところ、涼子さんに何かと負担やご迷惑をおかけしているのでしょう? 私は、、、それが申し訳なくてですね…」
流美は、涼子が年上だからということもあって、実際に対面している今、思っていたほど忠言を投げつけることができなかった。
…気が付けば、隆太はシクシクと泣きじゃくっていたことに二人は気づいた。
「グスッ…、、、グスッ…、、、 ぼ、、、僕が、、、僕が、涼子さんを好きになったのが悪かったんですよね。。。 お姉ちゃんの言う通り、僕、、、自分のことしか考えてなかったみたいです…。。。 大人な涼子さんの良心に甘え過ぎていました。。。 も、もし、、、涼子さん。。。 僕がご迷惑でしたら、もう僕達、別れちゃってもいいです…」
…この発言に驚いたのは流美の方だった。 当初は、流美が二人を「別れさせる」と豪語していただけに、まさか隆太自身から、そんなセリフが飛び出すとは…。
…だが、そう強がりの言葉を放ったはいいが、隆太は泣き崩れてしまった。 大好きな女性だと思っていたからこそ、いや、年齢差が大きく、年上の女性とお付き合いしていく上で、本当は姉からのサポートが欲しかった。 だが、冷静に考えて、立場や年齢差の壁は如何ともし難く、ただ単に「好きだから」の一言だけでは通用しない困難があることを、姉とのやりとり(…というか大ゲンカ)で痛感した。
そしてまた、姉と部屋をメチャメチャに散らかすようなケンカ…、即ち、彼にとって最悪級の醜態を晒してしまったことも、涼子の顔を見れない失望感として襲い掛かっていた。
…涼子は、彼の肩をつかみながら、流美のベッドの上へ座らせて、優しく彼を宥めた。
「ありがとう。 そこまで私のことを想っていてくれてたなんて、私、、、全然想像もしてなかったよ…。 私、、、とっても嬉しいよ(*^-^*)♪ でもね、流美さんの言う通り、お互いまだまだ、やらなきゃならないこともあるんだし、結婚!なんてことになったら、徐々にお互いにご両親や家族に認めてもらえるようにならなきゃいけないよね。 で、そのためには、隆太くんは、いまするべきことをしっかりと頑張ればいいと思うよ。 いままで大好きだった友加里ちゃんや愛莉ちゃんを放り投げてしまうようなことも、できないでしょう?? 隆太くんには、青春を満喫する義務があるんだと思って、今から将来の不安と闘うよりも、今しかできない恋でも経験でも、しておかなきゃって思うよ♪」
「ううっ…、、、 涼子さぁん…。。。 グスン…」
涼子の心優しい言葉に、隆太は更に涙を流し、彼女の腕を握りしめて泣いていた…。
…やがて、泣き疲れた隆太の姿を見計らって、涼子は話しかけた。
「隆太くん♪ きみのガールフレンドの友加里ちゃん、愛莉ちゃんのこと、これからも大好きでいてあげてほしいな…♪」
「ええっ…!? 何でですか…!? それってやっぱり僕のことを遠回しに嫌いって…」
「んもう!そんなんじゃないってばぁ! 落ち着いて聞いてよっ! …私はね、隆太くんのように、中学時代は異性と付き合うどころか、話の一つさえできない人間だったんだよ。 もっとも、消極的な自分も良くなかったんだろうけど、仲良くなれる男子なんて、今思い返してもいないね…。 以前、うちにみんなで泊まりに来た時、本当にみんなが楽しそうにしていたの、あたしすっごく印象的♪」
…隆太の脳裏には、昨年の夏休みに涼子の旅館で過ごした時の記憶が、一気に蘇っていた。
「確かに、中学校卒業したら、バラバラに進路を取ることになるんだろうけど、だからって友情や恋愛感情までもがバラバラになるとも思えないな。 相手を好きであれば好きなまま時は過ぎるだろうし、卒業だけを理由に、もう一生会わない!みたいにはできないと思うよ。 二度とは味わえない青春の時間は、悩むことばっかりが全てじゃないんだから、誰かを大好きでいることも込みで、今を楽しむことを忘れちゃだめだよ!!」
「は、、、はいっ!!」
ようやく笑顔を取り戻した隆太。 しかし、涼子はこんな言葉も放ったのであった。
「だけど隆太くんも、意外に気が多いんだね。 私も好きだし、友加里ちゃんも好き。 愛莉ちゃんにも、好意を持っているっていうんだから、困ったものだねぇ…」
「あ…あああ、、、そんな……、、、」(顔を赤らめて、恥ずかしそうにする隆太)
弟の赤面を見てしまった流美が、さりげなく助け舟を差し出した。
「そうですよね。 だいたい、まだ中学2年になったばかりの隆太に、一番好きな女性を決めろだなんて、無理といえば無理な話ですよねぇ…」
涼子は少し額に汗を浮かべながら…
「いやぁ…、、、でも、私も誰かに片思いとかしてた頃ってそうでしたよ。。。 ちょっとでも自分と反りが合わなくなると、それだけで勝手に自分のこと嫌いなんだなぁ…とかって思い込んだり、フラフラと別な男子のこと好きになってみたり…。。。 思春期の頃って、その辺の確たる気持ちもなかなか定まらないでしょうからね。 ま、私は私で、好きだと言ってもらえることは嬉しいことと受け止めていますが…。」
流美は、暫し考え込む仕草を見せたが、やがて、何かを決め込んだかのように…
「隆太。わかった。 っていうか、涼子さんの話した通りだよね? 今は、誰を好きでもいいし、将来のことも、とりあえず、”涼子さんと結婚したい”でいいのかもしれない。 でも、あんたがどうしようとも、人に迷惑かけたり、傷つけたりしないってこと、お姉ちゃんにも、涼子さんにも約束してね!! つまり、友加里ちゃんなんかは特に、あんたをバカみたいに好きだって感じだから、彼女の想い、わかってあげなよ。 現にあんただって、友加里ちゃんのこと好きなんじゃん! だったら、卒業したらどうするこうするは後回しにして、カノジョとして…っていうのが無理でも、親友として大事にしなきゃ…。 もっとも、男女の間に友情関係は成立するか…?っていう疑問もあるんだろうけどさぁ…」
隆太は、流美の言葉に無言で頷いた。
涼子も好きだが、友加里も愛莉も好きだ。 誰か一人に決めることなど、今の自分には、とてもできそうにない…。 図星を突かれただけに、二人のアドバイス通り、恋愛は中学生らしく、同年代の異性をその対象にしていた方が無難なようだ。
されど、年上の女性としての涼子のことも好き。
結果的にその辺の割り切りや決心などはできなかったが、ひとまず今日は遅くなったが、プールへ向かった隆太と涼子であった。
市民プールには、なんと愛莉とあきらの姿もあった。この二人もまた、そこそこの恋仲のように見えるが、実際はあきらが乗り気でないため、どこかやりとりがたどたどしい。
「ほら愛莉ぃ! また手が動いてないじゃんかぁ!! ったくいい加減覚えろよーーー」
「わかってるよぉーーー。 でも、なかなかできないんだよぉーーー」
「あーーーもうめんどくせぇーーーwww 今日はもう終わりにしようぜー」
「ちょっと!! ついさっき入って来たばっかりなのに、そんなのあんまりじゃん!!」
「だって愛莉はちっとも俺の言うこときかねーしww」
「そうじゃないってばぁ…。 言われた通りにできないだけだってばぁ… あたし下手だから、あきらももうちょっと親切に教えてよぉ~」
「親切も何も俺にはこれ以上上手く教えられねぇってwww」
少しムードが悪い感じだったので、涼子と隆太が二人の間に割って入り、「一緒に練習しようよ!」と言って、どうにかカチコチな雰囲気は和らいだ。
そう言えば今日、友加里の姿がない。 まぁ、約束して集まったわけではないのだが、そのことを隆太があきらに聞いてみると…
「ああ、友加里は最近、全然水泳に来ないんだよなー。 何でも、音楽の特訓しているとかで、今日もそういうスクールみたいなところに行ってるらしいぜ。」
「そうか…。友加里のやつ、本気で作曲家になろうとして…」
「ああ、そうらしいな。 友加里の姉は音大生で、子供達にピアノ教えるバイトしながら、将来は音楽の先生になろうとしているみたい。 もっとも、教員免許とか取るのって大変らしいけどな。」
「へぇ~…。」
…中学2年生になった自分達。 そろそろ将来の進路についても、ある程度の道筋を見つけなければならないことを、この時うっすらと感じ取った。
それから数日後…
隆太は、友加里とほとんど口をきいていないことに気が付いていた。
ケンカをしたとかではない。 知らないうちに、何だかお互いの間にある空白が大きくなっていたようだった。 今日も昼休み、友加里に一緒にお弁当を食べないかと声を掛けたが、素っ気なく断られてしまった。
「ごめん。ウチ、今そういう気分じゃないんだ…。」
…そんなことが何日も続いていて、隆太は次第に焦りを隠し切れなくなっていた。 教室にいる友加里を見ていても、他の友達と会話する場面もほとんど見ない。 ついでながら、友加里とのメールのやりとりも、激減していることに気付いた。
「友加里…!? まさか、僕のこと、嫌いになっちゃったとか…!? 僕、なにか友加里に嫌われるようなことしちゃったかな…??」
…色々と記憶を必死にほじくり返すが、思い当たる場面はない。 焦燥の気持ちから、心にもない強がりを抱いてみても、気分は優れなかった。
「い、、、いいさ…。 友加里が僕と別れることになったっていい、、、、、、、わけ、ないよな・・・・・・!!」
…5月の連休も近づく頃、隆太は思い切って友加里に接近し、言葉をかけてみた。
「ゆ、友加里…、、、最近、全然話とかしてないよね?ごめん…。 ねぇ、ところで、何か悩み事でもあるの? 僕で良かったら話してみてよ。」
「いいよ。別に。 僕で良かったら…っていうけど、隆太じゃ良くないから話せない…。 じゃ、ウチ、今日部活休むから、杏奈先輩にそう伝えといてね。それじゃ…」
「友加里ぃ…!?」
友加里は、まるで隆太の声掛けを、腫物に触れられるかのように嫌がっていた。
悩んだまま、隆太は水泳パンツに着替え、プールでいつも通りの練習をした。 しかし、友加里がなぜ、無口になって自分を遠ざけるようになったのか、全く理解できず、練習にも身が入らない…。
「おらぁ!どうした小野ぉ!! まるで気合いが入ってないじゃないかー!!」
怒号の主は、3年生になった水泳部の先輩、真野杏奈だ。今年から水泳部の部長になってもいた。 呼び止められたのを幸いに、友加里の部活欠席を告げ、同時に思い切って、友加里の様子が変だということも話してみた。
…すると。。。
「浅倉のヤツ…、”あのこと”で、きっと辛いんだよな、きっと…。 全然、気持ち落ち着かないだろうし、かといって、小野みたいなカレシに頼める話でもないだろうしなぁ…。」
「杏奈さん!あ、いや、杏奈先輩!! 僕、、、友加里のことが、すっごく、すっごく心配なんです!! お願いです!! 友加里が、何に悩んでいるか、ってか、どうしたらいいか、教えてくれませんか!? お願いです!!」
杏奈は、予感的中!といった表情を一瞬見せた。 そして、続けてこう話した。
「うん。いいよ。 ってか実はね、浅倉からも、そのこと、小野に話してほしいって頼まれてたんだよ。 部活終わったら公園に来てくれない? そこでならあんたに話せるからさ。」
「は、はい…。」
友加里が気がかりでならないので、練習もそこそこに、隆太は杏奈と待ち合わせをしている公園へと急いだ。
そして隆太は告げられた。 友加里はいま、大きな試練と向き合っていることを…。
- つづく-




