表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モノクロ  作者: たろう
3/4

四次元の殺人現場

私は土曜日が好きだ。

地面に転がっている小石を蹴りながら、私の探偵事務所の周りを、歩いていた。昼食を食べ終わり、事務所の周りを散歩するのが、私の日課だ。それが土曜日だと、尚良い。仕事を忘れ、空を見ながら歩くのだ。

土日営業の居酒屋を曲がると、近所のガキ共が、幽霊屋敷だかとよんでいる和風の古びた家が建っている。その幽霊屋敷の前に、助手の櫻葉華奈子はいた。

「な…奈々実さん…」

「私の名前は真実だ。分かりにくいボケはやめろ」櫻葉の顔を見ると、どうやら怯えているようだった。

「何かあったのか?ミステリー的には、この幽霊屋敷の窓から、死体が見えた。とかか」

「この家の窓を見たら、男の人が血まみれで倒れてて…」櫻葉が幽霊屋敷の方を向く。

「まさか当たっているとは、思わなかった」

「おや、真実常一さん」とても美しい声が聞こえ、何事かと思い、声がした方を向くと、詩音さんがいた。

「おや、詩音さん。パトロールですか?性が、いや精が出ますね」

「詩音さん!事件です!事件ですよ!」櫻葉が詩音さんに近づき言った。

「助手よ、詩音さんは忙しいんだ。そんな下らない事件に手を焼いている暇は…」

「何かあったんですか?」

「いやそれがですね。私の助手がこの家に死体があった。って言うんですよ」私が説明すると、詩音さんは背伸びをし、幽霊屋敷の塀の先を見た。

「何処ですか?」詩音さんが無表情ながらもとても美しい表情でこちらを向いた。

「どこって、窓ですよ!そこ!そこ!」櫻葉がジャンプをし、屏の先を見た。「あれ?」

「どうした」

「死体が無い…?」

「何?」櫻葉は困惑しているようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ