表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/45

最凶、最悪。

かなり短いですが、許してください( *`ω´)

十三人目の地獄。分隊16番の最凶最悪の戦闘要員。


奴は…ティアの別人格だ。そいつが今表面に浮き上がってきたんだろう。


死なずに済んだが…素直に喜べない。


「おや…お嬢さん、恐怖でおかしくなりました?ハッタリもいいところです。」


まさかこんな小娘に殺されるとは思っていないらしく、悪魔はわざとらしく肩をすくめる。


しかし奴は嗤うのを止めない。


「あっははは!聞こえなかったならもう一度言ってあげる。…肉片一つ残らず殺してあげるわ」


凄まじい威圧感を放ちながら奴は話す。


「生意気な口を叩きますね。先に貴方から殺して差し上げましょう」


悪魔は地面を蹴り、奴に近づいていく。


それをまるであざ笑うかのように、


「下僕【獅子】。ふふふ…」


奴は十三体の獅子、いや、正確には地獄に住まうものを呼び出す。


「無詠唱…⁉」


詠唱無しで魔術を使えるのはこの世でもほんの一握りだ。悪魔は初めて生で見たんだろう。


「あら、そんなに珍しいかしら?まぁ、最期に見られて良かったわね」


「ちっ…」


悪魔は急ブレーキをかけ、奴から一旦距離を置こうとする。


しかし、十三体の化物はそれを許さない。


「さよなら。バラバラってのは間違いね…消してあげる、ってのが正しかったわ。」


俺はただ、見ていることしか出来なかった。


断末魔が聞こえ、肉と骨の潰される耳障りな音が響く。


悪魔は喰われたのだろうか。血の痕すらも残さずいなくなった。


奴は俺を見て、


「久しぶりね。最近殺し足りなかったから丁度良かったわ。」


そして、ティアの身体はそのまま崩れ落ちた。



××××


「……?」


目を覚ますと、私は分隊16番の部屋のソファーに寝かされていた。


「お、起きたんか。」


声のした方を見ると、肩に包帯を巻いたロイが立っていた。


「大丈夫か?どっか痛むとこ、あらへんか?」


「うん。大丈夫。ロイこそ、肩大丈夫?」


彼は元気そうに笑い、


「大したことあらへん。油断しただけや」


と、こちらに心配をかけないようにしてくれる。


ただ、私は一つ聞かないと。


「十三人目の地獄、現れたんでしょ?」


ご感想お待ちしております( *`ω´)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ