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修ズ!スター! 〜200年後の未来から来た友達!? 1991年生まれの35歳が15歳に若返って2006年世代と同級生に!〜  作者: まくお


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第四十八話 かねやんと花さんと役立たずの芹沢勇気 前編

 俺は金本満かねもとみちる

 未来からきたと俺は信じている。林修はやししゅうというかわいい系の背が低いイケメンが、実家の相撲部屋。不動山部屋ふどうやまべや居候いそうろうしている。


 今日は学校は休みなので、ちょっと遅い朝食を食べに向かった。


 ……その時事件が起こる!


 ***

みちる花田はなださんと仲良くなったんだって!?」

 お袋にいきなり言われる!

 そのことは話してないのに!


「『花さん』って呼んでるんだよな! 満! 花さんを嫁にもらいなさい!」

 親父にもバレてる!


 俺は何も言い返さずに、バラした犯人しゅうの元へ急いで向かう!

 その犯人はトイレ掃除をしていた!


「おい! しゅう! なんで花さんと仲良くなったことをおふくろ親父おやじに話すんだ!」

 

「だってさ、かねやん。花ちゃんは18歳でユーキの子供を妊娠しちゃうんだよ? かねやん。花ちゃんと結婚したいなら、チャンスは今しかないんだよ!」

 

「花さんが18歳で妊娠する!? 早くない!?」

 俺はおどろきの声を上げる!


「早くないよ。ユーキの嫁の中では普通だよ」

 修はあっけらかんと言い放ち、さらに続ける。


「かねやん。昼過ぎにここにユーキと花ちゃんを呼ぶからさ! 会議を行うよ!」

 

「えぇ! どんな会議だよ!」

 俺がツッコむと修は胸を張ってこう言った!


「決まってんじゃん。かねやんと花ちゃんがワンチャン結婚するか決める会議だよ!」

 ……これほど出たくない会議は初めてだ……


 ***

 俺は芹沢勇気せりざわゆうき。みんなにはユーキと言われている。

 俺には恋人が今4人いる。全員彼女ではなく、「嫁候補よめこうほ」と呼んでいる。


 なぜこんなことになってしまったかというと、原因は俺の認識にんしきの甘さだ。

 小学生低学年から女の子にモテた俺は、告白してきた女子全員にこう言ってきた。

 

「困ったら僕のよめにおいでよ!」

 と!

 それで中学生になっても、嫁にして欲しい女の子が二人残った。

 花田花はなだはなちゃんと水野未来みずのみらいさんの二人だ。

 

 三人目の芹沢せりざわまくさんは後からの参加だ。

 四人目……というか、一人目はいつか紹介できると思う。

 

 俺は歳を取ったら女の子が離れていくと思っていたが、そうではなかった。

 

 ……残った一人と結婚しようと思っていたら複数の女の子が俺から離れなかった。

 ……俺はどうしたらいいの?


 今は修から「花田花の将来についての会議を行う」と言われたので花ちゃんといっしょにかねやんの実家に来た。


 ……正直出たくない……


 ***

「これから会議を行うよ! 議長ぎちょうは僕がやるからね!」

 修が前に立っている。

 

 俺とかねやんと花ちゃんは体育座りをしている。花ちゃんが真ん中だ。

 会議はかねやんの部屋でおこなわれている。


「一応聞くけどさぁ……ユーキと花ちゃんはまだヤってないよね?」

 俺は「……まあ」と答えて、花ちゃんは恥ずかしそうに「うん……」と答えた。


 俺はまだ花ちゃんには手を出していない。未来みらいさんとまくさんにはつい勢いで手を出してしまった。


「わかったよ。ちょっと未来の話をするけど、18歳で花ちゃんはユーキの子供を妊娠するんだよ。花ちゃん。子供を妊娠していたら、別の男のところには行かないでしょ?」

 修の未来の話に俺はちょっと安心する。未来の俺はちゃんと18歳までガマンしたんだな!


「う、うん。多分……」

 花ちゃんは困惑しつつもうなずく。


「そうだよね。だってその時僕とも結婚してくれなかったもん!」

 え! 修も花ちゃんのことを好きなのか!?


「えっと……修くん。その時はどういう状況だったの?」

 花ちゃんは疑問ぎもんをぶつける。

 

「バラエティ番組で僕が『花ちゃんがよければ結婚しない?』と軽くプロポーズしたんだよ! そしたら花ちゃんに『ユーキの子供がお腹にいるから結婚できない』って言われたんだ!」

 そんなことイベントが未来にあるの!?


 修はさらに続ける。

「僕は、『ユーキの子供でも育てるよ』と食い下がったけどさ、花ちゃんは結婚してくれなかったんだよ! なんで花ちゃん結婚してくれないの〜?」

 修はハニカミながらジョークぽく言う!


「知らないよ! でももしその時にユーキくんの子供がいなかったら結婚してるかも……修くんは私と結婚したいの?」

 花ちゃんはジョークにツッコミつつも、その後は恥じらいながら修に聞く。


「結婚したいよ! 花ちゃんとも、さくらとも、咲ちゃんともね!」

 修は胸を張って、最低な発言をする!


「なにそれ! 修くんは誰でもいいの!?」

 花ちゃんは怒っている! かねやんも「修! サイテーだぞ!」とちゃちゃを入れる。


「誰でも良いわけないじゃん。花ちゃんも桜も咲ちゃんも素敵すてきな女性だよ。みんなわかるでしょ?」

 俺たち三人は「うーん」と考えてしまう。

 

 確かに春野桜はるのさくら風間咲かざまさきちゃんもしっかりした女の子だ。

 

 ……多くの嫁候補がいる俺も、向こうから本気で告白されたら嫁候補に入れるかも……

 もちろん俺は今の女の子たちも大事だからそこを受け入れてくれたらだけど……


「まあ今は桜と咲ちゃんのことはとりあえず置いときます」

 修は箱を横に置くジェスチャーをしてこう言ったあとにこう付け加える!


「今日は今から『花ちゃんとかねやんがワンチャン結婚するのか?』会議を本格的に始めるよ!」


 ……どんな会議なんだ……

 

 

かねやんって結構、結婚相手にはいいと思うんだよね。実家太いし。

次回は日曜日更新です。時間はいつも通り20時です。

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