第三話 修!不動山部屋をたらし込む 後編
俺のYouTubeでのゲーム実況のことは、両親にはよく思われてない。
後ろから見たらただ一人でゲームしながら一人言を言っているだけだからな……
機材を買ってもらう時も苦労したなぁ。本当はもっと高くていいパソコンが欲しかったよ。今のは動作が重いんだよね……
居間に着いたら入り口にお袋がいた。
「満!またポケモンやってたの?」
「そうだけど、お袋には関係ないだろ!」
自分の好きなものを否定されて俺つい感情的になってしまう。
また小言の言われるのかな……だがお袋の口調はいつもと違う気がする。
「満! ポケモンってすごく面白いゲームなのね! 私知らなかったわ!」
お袋は上機嫌でそう言った!俺はびっくりして、
「え! なんで知っているの?」
と聞くと。
「修くんが教えてくれたのよ! ピカチュウ中でも一匹一匹能力が違うんでしょ! その中から強いピカチュウを探すんでしょ! そんなのお母さん知らなかったわ!」
「うん、それをピカチュウ以外のポケモンでもやるんだよ。だから時間かかるんだ」
ポケモンには個体値と言われる隠れステータスがある。ざっくり言うとお袋の説明の通りだ。
お袋がポケモンをわかってくれて俺は少し気分が良くなった。
不動山部屋の部屋長、大鉄城さんも話しかけてきた!
「満くん! 俺はゲームボーイのポケモンしかやってないけど、努力値って言われる隠れステータスがあるんだよね!? 俺は何にも考えずにレベル上げたら強くなるのかと思っていたよ!」
「そうなんです! 特定のポケモンを倒す事などで努力値を上げていくんです!ゲームの中では基礎ポイントって言われてます!」
この努力値がめちゃくちゃ重要で、これでポケモンの戦い方を変えられる。例えばピカチュウでも攻撃に特化したり、素早いピカチュウとかを育てる事が出来る。俺はピカチュウは育てないけどね。例えばの話だから。
「でも、そうやって育てていくのに時間がかかるんだろ?満くんはそれもやってるんだよね?」
「もちろんです! そうしないと勝てませんから!」
そう言うと他の力士の皆さんも話しに加わってきた!
「いやぁーー俺はポケモンの面白さを全然理解出来てなかったよ!」
「俺なんか、セーブデータを消して何回もストーリーをやり直していたよ!」
「最新のポケモンやってみたくなったな! 満くん! 今からでもやれるかな!?」
俺は即答する!
「ポケモンはだいたい三年くらいで新作が出ますから、今からでも始められますよ! ストーリーをやり直すことも遊び方の一つですけどその遊び方をする時は、ソフトをもう一つ買うと便利ですよ! ポケモンは二つか三つのバージョンが出ますから!」
俺の心は今、大好きなポケモンのことを話せて満たされている!
これも説明してくれた林くんのおかげだな! お礼を言わないと……でも林くんの姿が見えない。どこにいるんだろう?
「母さん! 林くんはどこで何をしてるの?」
「林くんなら、厨房にいるわよ。ちゃんこ作りを手伝ってくれていの」
「そうなの!? ちょっと行ってくる!」
俺は厨房に向かう! 林くんはフライヤーで唐揚げを揚げていた。
「林くん! ポケモンの面白さを皆さんに伝えてくれたんだね。ありがとう!」
すると林くんはニコっとしてこう言った。
「そうすると、かねやんが喜ぶと思ってね!」
確かに嬉しかった! でも一つ疑問が浮かんできた。聞いてみる。
「でも何で俺がポケモンを大好きだって知っていたの?」
「だって僕は未来からきたんだよ! 知っているに決まってるじゃん。前にも同じことがあったんだよ!」
「そうなの!? 俺は林くんが未来からきたって信じるよ!」
こんな事があったらもう信じるしかない! 俺がこう言うと、林くんは真面目な顔で話し始めた。
「かねやん、ちゃんと理解してもらう努力はした方がいいよ。近しい人にはちゃんと腹割って話さないと。腹を割って話すのって大切だよ。周りの理解あると夢を追いかけやすいよ」
「そうかもしれない……林くん。俺は、『何でわかってくれないんだ』と思っていたよ……なあ、俺は未来でどうなるの?」
「これからかねやんはプロサッカー選手になって、YouTubeでも成功するよ。今のかねやんなら信じられるでしょ!僕を信じて!」
この時の林くんのはじけるような笑顔は俺は一生忘れないだろう。
***
晩ご飯の時でも、林くんは力士たちと冗談を言い合っていた。こんなに晩ご飯楽しかったのは初めてだ!
あっという間に就寝時間になり俺は林くんを自分の部屋に招いた。いろいろ聞きたいことがあるが、明日はサッカー部の練習だ。もう寝ないと……
「林くん! 布団持ってないでしょ? 余っている布団持ってこようか?」
林くんは出会った時からリュックもスーツケースも持ってない。体一つで未来からきたのだろうか?
「大丈夫だよ! パーカーのポケットに寝袋入ってるからさ。ほら! 未来ねーぶくーろ!」
林くんはそう言いながらポケットから、ポケットに入りきらない大きさの寝袋を出した!
「え、えぇぇーーそのポケットは四次元ポケットなの!?どうなっているの!?」
「四次元ポケットほどはすごくないよ!どうなっているのかはあんまりわからないけど、便利だよ!」
「そ、そうなんだ……その寝袋も未来ならではの機能あるの!?」
「この寝袋は外がどんな気温でも快適に寝られるよ! しかも耐久性も高いよ! じゃ僕はもう寝るよ! おやすみ!」
林くんはそう言って電気も消さずにすぐに寝息を立てて寝てしまった。俺も寝よう……
ポケモンの努力値と個体値の説明これで良かったですかね? コメントで感想聞かせてください!
かなり悩みましたがとりあえずこんな表現になりました。
とりあえず18時の更新はこれで終わりです。
20時に第四話を投稿します。
なんでこのスケジュールかというとGoogleのAI「ジェニミ」が教えてくれたからです。
ジェミニのおかげでスピーディーに書けてます。
AI最高! ありがとうジェミニ。
みなさんブックマーク。コメントお願いします。
返します。




