↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
118/129

聖剣

嗚呼、あの小さな欠片はこちらから頂いたものなんですね。

初代様の宝玉はこの城に厳重に保管されているらしい。



「しかし、まさか、本当に覚醒するとは。」


「その話は父上に話してくださればいいです。どうでもいい話で時間を潰したくないんで。」


「リュウ様!?」


「ただでさえ、わざわざこんなところまで、決まりだとかなんとかで来たけども、本来なら時間が勿体ないんだ。」


「ですが。」


「大丈夫、それは何よりも彼らの方が分かっているはずだから。だからこそ、早く出発できるよう、今、この場でさっさと終わらせるつもりだから。」



終わらせるつもり?

一体何を?



「勇者の印である聖剣を貰うんだよ。別に俺には必要ないと思うんだけども、魔素を封印するためには聖剣が必ず必要なんだって。だから、その聖剣をさっさと貰いたい訳なんだが、決まりだなんだと言われてさ。」



嗚呼、だからわざわざここまで来たんですね。

なんでかなって思ってはいたんです。

あのリュウ様が大人しく従ってるのが、ゴウ様がいるからだけではないと思ってはいたんで。

しかし、聖剣ですか。

聖剣と言えば、前の世界でもありましたね。

勇者とか言われていた王子様が持っていた剣。

あれが、聖剣でした。

しかし、あちらの世界では、聖剣だけでは魔素の封印は出来ていませんでした。

魔素はあちらの世界にもあって、魔素が魔獣を作り、魔王さえ作ったと言われていました。

そしてまずその魔素を封印しなければ、魔獣は居なくならないし、魔王もいなくならないと言われていました。

魔素は、神殿が建てられた場所から吹き出しているそうで、それはあちらの世界でも同じでした。

何故魔素が神殿から吹き出しているかというと、それこそ初代様の時代に勇者が封印したので、そこに神殿を立てたとか。

多分、あっちの世界も同じなんでしょう。

それにしてもこの世界では聖剣だけで封印ができるんすね。

あちらの世界では聖剣だけでは封印出来ないので、聖女の祈りが必要でした。

まぁ、それが菫なんですけども。

しかし、この世界では多分1番魔力をもったリュウ様が勇者であるのはよく分かりますが、何故、王子が勇者だったのでしょう。

魔力はなく、剣の能力だって低かったと思います。

それこそ剣の能力なら、あの金の騎士の方があったでしょう。

なんたって、最強の騎士とか言われてましたから。

まあ、そこはどうでもいいんですが、この世界とあちらの世界、似通ったところがありますが、どうやらだいぶ違うところもあるようですね。



「聖剣。」


「魔獣は魔力でどうにかなるけども、魔素は聖剣じゃないと駄目らしい。今までの歴代勇者もこの聖剣を持って魔素を封印してきたそうだ。まぁ、歴代の勇者は、ほとんど、魔獣を倒すのにもこの聖剣を使っていたそうだけど。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。