4 収穫
小麦から収穫した。ライ麦、大麦、トウモロコシ、ぶどうと収穫した。ウィスキー、ビール、ワインを作った。
4 収穫
小麦の収穫が終わった。四分の三の小麦はハロルド商会に売った。良い値で売れた。共有アイテムボックスでの運搬も始まった。残りの小麦は小麦粉、パン粉の他ウィスキーを作るのにも利用されて残りはアイテムボックス内に保管した。小麦の後は大麦、ライ麦、トウモロコシとウィスキーの材料が目白押しだ。大麦ではビールも作った。ぶどうも収穫してワインも作った。同じように四分の三売った。加工した製品もある程度売った。後はまだ収穫できていない。
アイテムボックスは要するに時を操る入れ物だ。通常は時を止めるが進めるのにも使える。要するにワインやウィスキーを醸造するのにも使える。つまりマリエールのワインやウィスキーはとでも美味しい。
マリエールのウィスキー、ビール、ワインは試験的に売り出しただけだ。ハロルド商会でも仕入れた量が限られているから富豪や下級貴族用に少し高めの値段設定で売り出した。結果、あっと言う間に売り切れだ。まだかまだかの催促があり在庫も全てお酒にした。
どこをどうしてか。王宮の貴族の社交会にウィスキーとビールとワインを所望された。断わるわけにはいかない。今後もまた受注されるだろう。この魔法はできれば使いたくなかった。この世のことわりに反した魔法だから。複製魔法は禁忌だ。しかし味に拘るなら古い材料は使えぬ。複製魔法が必須だ。次の収穫まで複製魔法を使い続ける事になる。
ハロルド商会の会長にマリエールは皮肉を言った。
「すっかり、我が領地はウィスキー、ビール、ワインの酒造メーカーになりましたね。これらのお酒は家の一名産品にしたかったのですがね。」
会長はマリエールの皮肉に対して、
「美味しいお酒を作ったせいですよ。私のせいでは無いですよ。家の名産品でもありますからね。ずっと作り続けて下さいね。」
ウィスキー、ビール、ワインは複製魔法に頼ることにした。同じ味は二度と出せない。マリエールもアンドロイドも味見ができない。失敗するより複製がいい。マリエールは、
「判りました。発注は早めにお願いします。受注生産ですから。」
会長は新たまって、
「あなた方の商会の話しをしましょう。資金は十分貯まりましたよね。商会のノウハウも頭に入りましたよね。王都支店は私達の店をお貸ししましょう。相談や援助は惜しみません。何事も始めなければ始まりません。両方の商会でお酒を売ることにしましょう。」
商会の名前はマリエール商会で決まった。ハロルド商会の紹介で王宮や様々のハロルド商会の出入り場所を紹介して貰った。共有アイテムボックスでの搬送はまだ続けている。共存共栄の関係は続いている。複製魔法は既に常在だ。売れる物収穫した農作物とお酒、お客が別な物を注文する。ハロルド商会に売ってもらう。複製する。アイテムボックスに収納する。共有アイテムボックスを利用したハロルド商会の商品も複製する。ハロルド商会とマリエール商会の商品が重複する。マリエール商会独自の商品が必要だ。
ハロルド商会から商会を立ち上げるように言われた。王宮を始め色々な取り引き先を紹介された。ハロルド商会の商品を複製して販売している。




