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【完結】追放された第二王女、辺境王領の監査官になる 〜毒舌黒柴フェンリルと暴く王国の陰謀〜  作者: 柴門そら


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【これにて完結!】第32話 エピローグ

これにて本編は完結です。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。


<お知らせ>本作のスピンオフ短編、および後日談となるミニ連載を公開中です。

▼スピンオフ短編

契約結婚のはずが、激重陛下が毎日プロポーズしてくるのですが。

https://ncode.syosetu.com/n4911lz/


▼後日談ミニ連載(全5話予定)

監査官レオノーラと元黒柴フェンリルの婚約事情〜すれ違い続けた二人が、想いを通わせるまでの話〜

https://ncode.syosetu.com/n0707ma/


本編のその後を描いた物語になりますので、よろしければこちらもお楽しみください。

目を覚ましてからは、目の回るような毎日だ。


エイミーが私が目を覚ました時に立ち会えなかったと、

睡眠魔法をかけた自分の婚約者、ルドヴィクに怒りまくり、

あのラブラブな二人が大喧嘩(というかエイミーが一人で怒ってただけだけど)になり、


そして病み上がりの私を気絶させたと、ヴェルにも怒りをぶつけ、

大暴れしていたそうだ。


そして、再度目を覚ました私に縋りつき大泣きしていた。


数日が過ぎて、

私もベッドから上半身を起こして食事も取れるくらいに回復してきた。


あれからヴェルには、自分一人が犠牲になろうとして短剣を使ったことがバレており、

もちろんエイミーにもバレており、


散々お説教をされたのでした....


私が助かったのは、

ヴェルが私の中に入り、短剣を止め、そこで封印を使ったからなのだ、

と後から聞いた。


エイミー曰く、

封印の力を使ったから、ヴェルは、もう中から出て来れず消えてしまうはずだった、

とのことだったのだが....


そこは、なにやら色々あったらしい。


私が目を覚まさず、眠り続けていた時期に、ある時突然私の横にヴェルが倒れていたらしい。

しかも全裸で(汗)


エイミーが絶叫して叱り倒したらしいが、ヴェル本人のせいではないと思う。


実は、あの「内藤さん」が、呪いが解けたあと、最後の力でヴェルの封印を解いてしまったらしい。

そんなことできるんだろうか。


「あの人、あなたを恨んでいたのではないの?」


「ああ、そうらしい。


そして、オレにかけた呪いを解くためには、


オレを心底絶望させるか、

内藤の本当の望みを叶えるか、


のどちらかが必要だったらしいんだが。」


「ええ、それで?」


「なぜか、内藤の望みが叶ったらしいんだ。」


「......なぜに?」


「オレがあいつをいちばんの好敵手だと、

素晴らしい研究者だと認めていた、と言ったことが、

あいつの望みを叶えたことになったらしい。


そして、あの時、お前が自分が邪竜を取り込んで、

自分が死ねば確実に邪竜を消滅させられると考えたことがわかったから、

呪いが解けた瞬間にお前の中に入って、短剣を止め、封印を使ったんだ。


本来は、もうこちら側に出て来れるはずはなかったんだが、

内藤が最後の力でそれを解いてくれたらしい。」


「そうなんだ....なんか人間って難しいですね。


素直に話し合えていれば、こんなことにはならなかったんだろうし。

王太子とアドリアン殿下だって、こんな結末にならなかったはずよね。」


「ああ、やけにあの王子のこと、気にするじゃないか。

ああ、そうだった、婚約者だもんな。」


「___私、フラれましたから」


「え、そうなのかよ」


「そうですよ。デリカシーないですよね。相変わらず。」


「そうか?

そういえば、約束は覚えているだろうな。」


「え?」


「パン屋に連れて行けっていってただろう?」


「__それってデートのお誘いですか?」


「なっ、なんでそうなる?」


「フフフ、いいですね、では、お医者様の許可が出たらすぐにでも。」


動揺して真っ赤になったヴェルがバタバタしていたが、


ポンっと何か音がした。


視界から姿が消えたので驚いて視線を下に向けると、


そこには、くしゃくしゃになった服の上に、ちんまりと座った「黒シバ」がいた....


「呪いは解けたんじゃなかったの?!」


「ああ、フェンリルにはならなくなったんだが、

たまに何かがきっかけでこの姿になるんだよ。

きっと内藤の気まぐれなんじゃないかと。

あいつも犬好きだったんだ。」


「ふふ!可愛いじゃない!モフモフするわよ!」


「や、やめろ」


「いいじゃない、モフモフは正義よね!」


こうして、平和に日々は過ぎ、傷も癒えたところで、

第二王女レオノーラは監察官として、復帰した。


その後すぐ、第一王女が女王として即位し、

その治世は盤石で大きな発展を遂げたそうだ。


その繁栄は、毒舌でど天然な夫とともに、

なぜか時に小さな黒柴を連れて諸国を巡る、(そしてパン屋を巡る)

敏腕監査官レオノーラのおかげだったという話が

あったとか、なかったとか....


〜 Fin 〜

ここまでレオノーラとフェンリルの旅を見守ってくださり、

本当にありがとうございました。


二人の物語はここで一区切りとなりますが、その後の物語も少しだけ続いていきます。


現在、スピンオフ短編および後日談となるミニ連載を公開しています。

▼スピンオフ短編

契約結婚のはずが、激重陛下が毎日プロポーズしてくるのですが。

https://ncode.syosetu.com/n4911lz/


▼後日談ミニ連載(全5話予定)

監査官レオノーラと元黒柴フェンリルの婚約事情〜すれ違い続けた二人が、想いを通わせるまでの話〜

https://ncode.syosetu.com/n0707ma/


本編とは少し違った空気感や、二人の関係のその先を描いています。

「もう少しこの世界を見てみたい」と思っていただけたら、ぜひそちらも覗いてみてください。

また、作品を楽しんでいただけましたら、

評価やブックマークで応援していただけるととても励みになります。


改めて、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
ハッピーエンド?おめでとうございます。 モフモフとパンは正義!
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