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【完結】追放された第二王女、辺境王領の監査官になる 〜毒舌黒柴フェンリルと暴く王国の陰謀〜  作者: 柴門そら


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第8話 妖精姫ふたたび

今日は早い時間に更新になりました。(設定を間違えました...)今日は2話更新です。

ドレスショップにつくと、

メガネをかけて白髪混じりの髪をきっちりと上品に結い上げた女性が出迎えてくれた。


「レオノーラ様、ようこそお越しくださいました。

第一王女殿下のご依頼により、ドレス一式をご用意させていただいております。」


今日はこの時間、お店を貸切にしてくれたらしい。


みんなも中でお茶を飲みつつ待っていられるようにしてくれた。

至れり尽くせり。

なぜかヴェルも受け入れられてちゃっかり中にいる。


「では、しばらく待っていてね。エイミー、いくわよ」


エイミーが嬉しそうだ。

ドレスとか美容とかそういったことが大好きなエイミー。


第二王女という立場のわりに

こういった機会が少ないのは申し訳ないとは思ってるんだけど。


ぎゃぁぁぁぁぁ。


遠くからの声に、ヴェルが驚く。

「なんだ、あれは」


「きっとコルセットでしょうね。いつものことです。」

と遠い目をしたトーマス。


キースは、

「妖精が叫んでいる、た、助けに行くべきか?」

と呟いている。


しばらくして、ニコニコ顔のエイミーが現れた。


「さすが、さすがレオノーラ様。」

と震えながら拳を振り上げている。


お店のマダムも、


「ここまで変わる方も、まぁ珍しいですわね。

もちろんいつもお美しいですが、

このドレスもお似合いで。

第一王女殿下の目利きも素晴らしいですわ。」


(まぁ珍しいって、ちょっと不敬では...?まぁいいけどね)


といって試着した状態でちょっと出てきてみた。


「どうかしら?」


プラチナ色の光沢のある生地に

深い青色の刺繍が施されたドレス。


エイミー曰く、王族のオーラ全開ですわ!

だそうだが、何のことやら。


そしてキースは一目見て、気を失った...

ガタイのいい男が椅子に座ったまま気絶するとは...


「キース、あなた、今日護衛よね?しっかりしなさいよ!」

とエイミーにどやされている。


「あ、ああ、俺は今気を失っていたのか...天使、天使が舞い降りた。」


すでにこれは定番のコントになるのではないかと思う。


「似合うじゃないか。

お前の姉は、

本当にお前のことをよくわかっていて、そして大事にしてるんだな。」


と、焼き菓子をもぐもぐしながら、

珍しくヴェルが褒めた。


褒められるのは嬉しい。明日は嵐かもしれない。

でも本当に嬉しかったのは、

姉が私のことを思っている、ということを

言葉にしてくれたことだ。


「そうなの、姉様は私より私のことがわかっているのかもしれないわ。」


マダムが、

「サイズもぴったりなようですので、このままお持ちになりますか?」


「そうさせてもらうわね」


あ、そう言えば姉様が少し大きめに仕立てるようにしたって言ってたわね...ということは、

ちょっと最近食べすぎたかしら?


エイミーが延々と私について何かを語り続けている間に、


「着替えてくるわね」と


ささっと中に消えて、

お店の人に手伝ってもらってドレスを脱ぎ、

いつものさっぱりしたワンピース(仕事着)に着替えた。


その格好で出て行ったら、

エイミーの機嫌がすこぶる悪くなった。


「レオノーラ様!先ほど来る時にお召しになったデイドレスはどうしたんですか?」


「いやー、これからみんなでお昼ご飯だし、

騎士団にも行くし、リラックスできる服装がいいじゃない?」


「いや、たくさん食べたいだけですよね?」


ぷんすか怒っているエイミーは、おいておいて、

キースも正気に戻ったので、


みんなと靴や装飾品なども一緒に馬車に積んで(そしてアイテムボックスへ)

私たちはドレスショップを後にしたのだった。


「さぁ!これからお昼よ!」

ぜひ食べてみたい料理があるのよ!と今度は私が拳を握って力説した。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


この町でレオノーラが食べてみたい料理とは?


もしレオノーラと黒柴フェンリルの旅をもう少し見守ってもいいと思っていただけたなら、

ブックマークや評価で応援していただけると嬉しいです。

次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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