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獣の英雄  作者: 四茶
第一章『掌に残るもの』
12/25

ここまでの登場人物等まとめ

ここでは、『獣の英雄』第11話までに登場した人物・国・街・用語などをまとめています。

用語については初出の情報もあるので、気になる人は見てみてください。


私の頭の中の整理を兼ねてます。

【登場人物】


『アニマ』


本作の主人公。


17歳の少年。


生まれながらに「獣の権能」を持ち、幼い頃からヴェイド王国の軍事施設で戦士として育てられた。


17歳にして「英雄級」の戦力を持ち、戦場では「獣の英雄」と呼ばれていた。


巨大な剣を使っていたが、現在はハルカの師匠から譲り受けたショートソードを主な武器としている。


戦争を繰り返すヴェイド王国に疑問を抱き、王に戦争をやめるよう訴えたことで国を追われることになった。


戦場で生きてきたため、非常に高い戦闘能力を持つ一方、平和な生活にはあまり慣れていない。


現在はハルカと共に旅をしながら、自分が戦争を止めるために何ができるのかを探している。



『ハルカ』


世界の果てと呼ばれる孤島で暮らしていた少女。


18歳。


治癒魔法を使うことができる。


戦場で傷ついた人間を何度も見てきたため、「戦争」という言葉を嫌っている。


アニマが島に流れ着いた際、瀕死だった彼を治療した。


当初はアニマを警戒していたが、島で共に暮らす中で彼のことを理解していく。


現在はアニマと共に旅をしている。


強力な治癒魔法を使うことができ、冒険者としても貴重な存在。


第11話では、アニマが安心して旅を続けるため、ベアのもとで修行することになった。


時折誰も知らない単語を発する。



『リーフ』


エルフの少女。


アニマたちがポルトからウエスタンへ向かう際、護衛を依頼した人物。


裕福な貴族の娘だが、奴隷として扱われているエルフたちを救うという目的を持っている。


人間の奴隷についても放っておくことができず、自分が危険な立場になってでも助けようとする優しさを持つ。


危険な依頼には強い者が集まるだろうというだけで隊長級討伐依頼を受ける無鉄砲さを併せ持つ。

見つからなければダメ元でベアに依頼しようとしていたらしい。


アニマに対して、奴隷解放への協力を求めている。



『アルク』


リーフに仕える人間の戦士。


元々は強くなるため、ウエスタンで武者修行をしていた。


16歳の頃にベアの弟子となる。


その後、リーフと出会い、一目惚れ。


リーフの護衛として行動するため、ベアのもとを離れた。


現在もリーフを守るために行動している。


本人曰く、ベアには半分勘当されたような状態。

意外とベアが優しく対応してくれて、困惑気味だった。



『フレッサ』


リーフに仕えるエルフの女性。


弓を扱う戦士。


冷静な性格で、リーフの護衛として常に彼女の近くにいる。


アニマが何かを隠していることにも早い段階から気づいていた。


リーフの安全を最優先に考えている。



『テイク』


リーフの世話役の男性。

兄妹の兄。


『ケア』


リーフの世話役の女性

兄妹の妹。



『ベア』


ウエスタンの街外れに住む巨大な戦士。


アルクの師匠。


巨大な斧を武器としている。


圧倒的な身体能力と戦闘技術を持ち、アニマでさえ油断できないほどの強者。


第11話では、ハルカの身を守るだけでなく、彼女自身を鍛えることを約束している。 


かつて冒険者『赤熊』として名を馳せたらしい。



『ガルド』


アニマが冒険者になった後に出会った冒険者。


大柄で豪快な性格。


ミック、ロイとパーティーを組んでいる。

一応パーティーリーダー。


アニマの圧倒的な強さを目の当たりにしてから、彼を「兄貴」と呼ぶようになる。



『ミック』


ガルド、ロイと共に行動する冒険者。


三人の中では比較的冷静なタイプ。


実戦では仲間との連携を重視する。



『ロイ』


ガルド、ミックと行動する魔法使い。


風・火・氷などの魔法を扱う。


後衛から仲間を支援する役割を担っている。


仕草が上品。



『シェル』


冒険者パーティーを率いる戦士。

ガルドとは昔馴染みらしい。


大型の盾を扱い、仲間を守ることを得意とする。


危険な魔物との戦闘でも、まず生き残ることを重視する慎重な人物。



『フロスト・ヴェイド』


ヴェイド王国の王。


かつて「氷の英雄」と呼ばれていた人物。


アニマとは幼い頃からの知り合い。


ヴェイド王国の戦争を止めるよう訴えたアニマと対立することになる。



『エルヴァイス』


「魔の英雄」と呼ばれる魔法使い。


アニマとは幼い頃からの付き合いがあり、戦い方を教えた人物でもある。年齢不詳。


アニマにとっては敵であると同時に、かつて自分を理解してくれていた存在でもある。


魔法に非常に詳しい。



*****


【国・街・地域】


『ヴェイド王国』


アニマの故郷。


強大な軍事力を持つ軍事国家。


周辺国との戦争を繰り返しており、アニマも幼い頃から戦場へ送り出されていた。


魔力や特殊な力を持つ者を軍事利用する体制が存在する。


アニマが「獣の権能」を持つことが判明した後、彼も軍事施設へ送られ、戦士として育てられた。


現在のアニマにとっては故郷であると同時に、自分が戦争を止めたいと思う原因となった国でもある。



『世界の果て』


ヴェイド王国から遠く離れた孤島。


小さな漁村が存在している。


白い砂浜と海に囲まれ、魚を中心とした素朴な生活が営まれている。


戦争によって家を失った人や、船が難破した人などが流れ着くこともある。


アニマがヴェイド王国を追放された後、最初に辿り着いた場所。


ここでハルカと出会った。



『ポルト』


大陸南部に位置する港町。


大きな港を持ち、様々な人や物が集まる。


冒険者ギルドも存在しており、アニマとハルカが初めて冒険者として登録した街でもある。


世界の果てとは違い、多くの商人や冒険者が行き交う賑やかな街。



『ウエスタン』


大陸西部に位置する大都市。


ポルトよりもさらに大きく、裕福な人間や商人なども多い。


奴隷制度が存在しており、エルフを含む亜人が奴隷として扱われている。


リーフが奴隷解放を目指している場所でもある。


街の外れには、アルクの師匠であるベアが暮らしている。


近年奴隷制度が浸透し、力をつけてきたらしい。



*****


【世界の仕組み・用語】


『魔力』


この世界に存在する力。


生物が持っているほか、魔法や魔物の活動にも関係している。


感情と相関があるらしい。


魔力が濃く集まった場所では、魔物が生まれることがある。



『魔法』


詠唱を覚えることで、基本的には誰でも使用できる。

詠唱破棄は一般的なスキル。実用化には必須の技能。

火・風・氷・治癒など、様々な種類が存在する。


ただし、魔力の量や才能によって扱える魔法の強さには差がある。


ハルカは治癒魔法を得意としている。

詠唱は覚えるのが大変、という理由で詠唱破棄している。



『起源魔法』


生まれた時から身体に刻まれている特殊な魔法。


通常の魔法とは異なる性質を持つ。


地域によっては「呪い」「祝福」「権能」など、別の呼び方をされることもある。


ヴェイド王国では、このような特殊な力を持つ者が確認されると軍事施設へ集められていた。



『獣の権能』


アニマが生まれながらに持っている起源魔法。


通常の魔法とは異なる性質を持つ。


身体を獣へと変化させることができ、それによって人間離れした身体能力を発揮する。

ある程度は無意識で制御できる。膂力のみ引き出すことも可能。


ただし、獣化が進みすぎると理性を失い、破壊衝動に飲み込まれる危険がある。


アニマの場合、身体の魔力はすべて「獣の権能」に使われる。

魔法を使用しようとすると、獣の力に変換されてしまう。


そのため、一般的な身体強化魔法を使って身体能力を高めることはできない。



『魔石』


魔物の体内に存在する、魔力が結晶化したもの。


魔物を討伐した証として扱われるほか、様々な用途に利用される。


ただし、魔力が濃縮されているため、扱いには注意が必要。



『魔物』


魔力が濃く集まった場所などで生まれる存在。


森や洞窟だけでなく、戦場のように魔力が集中した場所にも現れる。

基本的に生殖能力はない。


極稀に知性を持つ。



『冒険者ギルド』


各地に存在する組織。


魔物の討伐や護衛、採取など、様々な依頼を冒険者へ仲介している。


アニマとハルカも大陸へ渡った後、ポルトで冒険者登録を行った。



『亜人種』


人類の中でも、身体構造が特に異質な人種の総称。


魔力の影響を強く受け、変質したとされる種族が多い。


エルフ、鬼人、魚人、巨人等が確認されている。



『エルフ』


この世界に存在する亜人種の一つ。


現在では数が減少している。


ヴェイド王国では亜人に対する差別が存在しており、エルフも迫害の対象となっている。


また、ウエスタンではエルフを含む亜人が奴隷として扱われている。


リーフは、そうしたエルフたちを救うことを目的としている。



『奴隷制度』


現在の物語で重要な問題の一つ。


ウエスタンでは奴隷制度が存在し、人間やエルフなどが奴隷として売買されている。


リーフは、この制度によって苦しんでいる人々を救おうとしている。


アニマ自身も奴隷制度が存在する環境を知っているため、リーフの話に無関心ではいられない。



*****


【戦力に関する階級】


この世界には、大きく分けて二種類の「強さの基準」が存在する。


一つは冒険者のランク。


もう一つは魔物や戦力そのものの危険度を示すランクである。



【冒険者ランク】


『鉄級』


冒険者として最も低い階級。


初心者向けの依頼などを担当する。


アニマとハルカが冒険者になった時点では、このランクから始まっている。



『銅級』


鉄級より上の冒険者。


ある程度の経験を積んだ冒険者が到達する。

最も多い。



『銀級』


熟練した冒険者。


強力な魔物の討伐など、危険度の高い依頼にも参加する。

銀級でキャリアを終える者が多い。


ガルド、ミック、ロイたちは銀級冒険者になりたて。



『金級』


冒険者として最高位のランク。


非常に優秀な冒険者だけが到達できる。

ギルドから異名を授かる。



【戦力・魔物の危険度】


『兵卒級』


比較的弱い魔物や戦力。


一般的な兵士や駆け出しの冒険者でも対処できる程度。


ゴブリンや狼型の魔物などが代表例。



『隊長級』


兵卒級より遥かに強力。


一人での討伐は難しく、複数の冒険者や兵士による連携が必要になる。


オーガや巨大蜘蛛などが該当する。



『英雄級』


国家が保有する「英雄」と呼ばれる戦力に匹敵する領域。


下位の英雄級であれば、複数の隊長級戦力によって対処できる場合もある。


しかし上位になると、一人で都市を破壊するほどの力を持つ者も存在する。


アニマは17歳にして、この英雄級に分類される戦力を持っていた。



『宿神級』


英雄級をさらに上回る、ほとんど伝説に近い領域。


記録に残っている存在そのものが非常に少ない。


現時点では、その実態の多くが明らかになっていない。



階級内でも上下がある。

上位英雄級と下位英雄級では戦いにならない。



*****


【アニマたちの現在地】


第11話終了時点での状況は以下の通り。


アニマ

→ リーフたちと共に行動中。


ハルカ

→ ベアのもとに残り、修行開始?


リーフ

→ ウエスタンでの奴隷解放を目指している。


アルク

→ リーフの護衛として同行。


フレッサ

→ リーフの護衛として同行。


お世話エルフ2人

→お留守番


ベア

→ ハルカを預かり、彼女を鍛える?


そしてアニマたちは、奴隷解放という新たな問題へと踏み込もうとしている。

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