転生
急にあたりが眩しくなった。目を開けて見るとぼやけてあまり見えなかった。
でも、ぼんやりとだが誰かいるのが分かった。それに声が聞こえてきたのだった。でも何をしゃべているのか分からなかった。
(誰だろ?聞いてみよう)
「あーう?」
(あれおかしいなちゃんと喋れない)
もしかして事故の後遺症かな、まぁ助かったならいいか
体を起こそうとした、でも体が動かない。
どうしたんだ?手足も事故で失ったのか。
おいおい、植物状態じゃないか。
考えていたら、急に体が持ち上げられた。
「あー」
びっくりして声が出た。
何かがおかしいと思った。首とお尻に手の
感触があった首とお尻の位置が近すぎる。
そんなことを考えていた。そしたら別の人に抱き抱えられた。
さっきより細い指だった。それにいい匂いがしていた。嗅ぐと落ち着く匂いだった。
顔に柔らかい感触の物が当たった。
(なんだこれ、柔らかいし温かい。)
でも、嫌じゃない。
数日が経った、ベッドの上で寝ていた俺は目を開けると小さな子どもが3人いた。
(誰だろ?)
女の子が2人と男の子が1人か。
「ーーーーーーーーー!」
笑顔で何かしゃべっている、でも分からん。
男の子がほっぺに触ってきた、それに続いて女の子2人も触ってきた。
すると扉が開いて、声がしたら、子ども達が部屋から出て行った。また扉が閉められた。
俺は眠いのでまた寝た。




