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超人ファイターマン  作者: 小泉たかし
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WEF-Japanの基地内の瑠璃の部屋。特に目立った装飾品もなく、パソコンなどの機器が置いてある机と、ベッドのみが置いてある、シンプルな部屋だ。


その部屋の中で、スマホから抜け出して等身大のファイターマンがわなわなと怒りに震えている。

「くそうぉ、ライトニングファイターの方がかっこよい妥当……」


瑠璃は苦笑いしながらなだめる。

「まあまあ、でも、ファイターマンはそのライトニングファイターのことは知っているの?」

「え、まぁ、そうですね。

一応、全宇宙連邦の宇宙警官の一人です。」

「ふーん、ファイターマンより先に地球に来ていた宇宙警官がいたということね。」


ファイターマンはうなずく。

「そうですね。

たぶん、その光る人間はあの憎きゴーレット星人だと思います。

宇宙で一番、邪悪な民族です。

まさかこの地球に来ていたとは驚きました。

ライトニングファイターはそのゴーレット星人を追ってきたのだと思います。」


瑠璃はベッドに腰かけながら聞いた。

「宇宙一の邪悪な民族?

あのタンバル星人より?」

「タンバル星人はすべてが悪いわけではありません。

ダマリナやウルセナ、宇宙愚連隊に加入している者たちはたしかに悪人ですが、タンバル星には善人もいます。

ただ、ゴーレット星人はほぼすべての者が悪人です。

その点で言うとウダンボ星人のような感じですが、非情さは宇宙一です。

何せ……あ、いや」


ファイターマンはなぜか口を閉ざした。


瑠璃はいぶかしんだが、ファイターマンはそのまま黙ったまま何かを考えている様子なので、話題を変えた。

「じゃ、そのライトニングファイターは今、どうしているの?」


ファイターマンは首を横に振った。

「それが……私にもわからないのです。」


その時、緊急放送が流れた。

「宇宙生物、出現、宇宙生物、出現」


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