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近田は、甘いコーヒーをすべて飲み干して言った。
「こうして下山して、事のいきさつを、警察に話したんだけど、信じてもらえなくてね。」
「そうでしたか、その光る人間たちの事もわからずじまいなんですね。」
「うん、そうなんだ。」
瑠璃はさらに疑問に思ったことを聞いた。
「その光る人間に殺された登山客の方々のご遺体は?」
近田は首を横に振ってこたえた。
「それが……跡形もなく消えてしまっているんだ。
もちろん、家族からは捜索願は出ているけどね。
不明のママさ……」
瑠璃はため息をつく。
「そうでしたか……。」
そして、近田は驚くべきことを言った。
「うん、誰も信じちゃくれないんだなぁと、悶々としていたらさ、ある日、封書が届いてね、開けてみたらWEF-Japanへの推薦状だったんだ。」
瑠璃は瞠目した。
「え!
わ、私もです。。」
近田も、コーヒーをお変わりしようと店員を探していた顔を、瑠璃に向けて言った。
「え、神楽坂隊員も!?」
「そうなんです。
びっくりしちゃって。
誰が私のどこを見て、推薦してくださるのかわからないけど……」
近田はいぶかしげな表情をしてつぶやいた。
「ホンマやねぇ。」
瑠璃はあっさりうなずく近田に苦笑いをしながら言った。
「とりあえず近田隊員、北岳の事はわかりました。
でも、なんでライトニングファイターのことを私に話されたんですか?」
近田は首をかしげて答えた。
「なんでやろなぁ、ようわからんのやけど、何となく、神楽坂多飲と宇宙警官、、と、言うかファイターマンと近い気がしてなぁ。」
瑠璃は表情をひきつらせながら笑った。
「ははは……」




