↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超人ファイターマン  作者: 小泉たかし
PR
47/66

47

黒煙が立ち込めるイタリアの首都ローマの上空で、宇宙グレン隊のUFO群と各国のWEF戦闘機の攻防が繰り広げられていたが、数機の戦闘機が撃墜されていた。宇宙グレン隊のUFOの動きは俊敏で、滑らかなため、WEF戦闘機が格好の餌食にされているのだ。


そこにさっそうと、ファイターマンが空からやってきた。


イタリアの人たちはファイターマンを見て、期待と不安が入り混じった表情をしている。

「ファイターマン、頼むぞ。」


WEF-Japanが便宜上使っている、瑠璃が言い出した巨人の名前が、いつの間にか世界で定着していた。


宇宙グレン隊のUFOとファイターマンとの空中での攻防が繰り返される。


しかし、ファイターマンをもってしても、宇宙グレン隊のUFOを叩き落とすには至らなかった。それどころか、ふと油断した隙に宇宙グレン隊のUFOに体当たりされ、ファイターマンは地上に落下する。

バーン!


ファイターマンが地上に激突すると、無数の瓦礫が四方に飛び散った。


そこにWEF-Japanも駆けつけた。

ダマリナが寄生したトランポリン大統領の呪縛から解き放たれたWEF-USAもやって来た。


地上に落下したファイターマンを見て、瑠璃は一人乗り戦闘機コスモホークでファイターマンに近づく。


佐内隊員が叫ぶ。

「神楽坂隊員、危ない!」


瑠璃のコスモホークに容赦なく、宇宙グレン隊のUFOからのレーザー光線が放たれる。かろうじて瑠璃は超人的な運転技術で、きりもみになって光線を避ける。


近田は困惑する。

「こら、あかんわぁ……。

あのUFOの身のこなしも尋常じゃない……」


本郷は空中で戦いながら違和感があった。宇宙グレン隊のUFOが方向転換をするときに、ぐにゃっと曲がったように見えたのだ。


そして気づく。

「あのUFOは生物なのでは?」


本郷はすかさず、日本の基地にいる宮坂にマイクで話す。

「宮坂隊員、あのUFOは生物かもしれない。

生体反応を検知できるか!」


日本の基地で宮坂は応答する。

「はい、少しお待ちください。」


そのやり取りをマイクを通して聞いた瑠璃は、ファイターマンに叫ぶ。

「ファイターマン!

あのUFOは生物かもしれない!」


これを聞いたファイターマンはハッとする。

「そうか!

なぜ気が付かなかったのだろう。」


同時に、宮坂からWEF-Japanの面々に連絡が入る。

「あのUFOは生物です。

生体反応があります。

地球の膿の生物、マンタやエイに近い生物です。」


ファイターマンは続けて言った。

「そう、あれは宇宙生物シャドウマンタ……。

なぜ宇宙グレン隊の馬になっているのだ。

本来はおとなしい生物のはず……」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。