表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超人ファイターマン  作者: 小泉たかし
PR
40/44

40

ホワイトハウスの執務室は、もはや戦場と化していた。ダマリナから放たれるレーザー光線が壁を抉り、床を焦がし、部屋全体を破壊の渦に巻き込んでいく。マホガニーの重厚な執務机は、粉々に砕け散り、かつての威厳は見る影もない。


アメリカ合衆国の国旗と大統領旗は、炎に包まれ、無残に燃え尽きていく。


そして、ダマリナの放った強烈なレーザー光線が、執務室の天井を直撃した。


轟音と共に、天井の一部が崩落し、鉄骨がむき出しになる。その衝撃は凄まじく、ホワイトハウス全体が激しく揺れた。壁にひびが入り、窓ガラスが粉々に砕け散る。外壁の石材が剥がれ落ち、かつてはアメリカ合衆国の象徴であったホワイトハウスが、その威厳を失い、崩壊していく様は、まさに地獄絵図だった。


ファイターマンは、必死にダマリナの攻撃をかわしながら、WEFの隊員たちに叫び続ける。

「早く!

このままではホワイトハウスごと吹き飛びます!」


しかし、ダマリナの破壊は止まらない。ついに、ダマリナの放った渾身の一撃が、ホワイトハウスの主要構造を直撃した。


大地が震え、建物全体が悲鳴を上げる。外壁が崩れ落ち、屋根が傾き、まるで巨大な生き物が断末魔の叫びを上げているかのようだった。


ファイターマンは、最後の力を振り絞り、ダマリナに飛びかかるが、その時、ホワイトハウスは、その歴史に幕を下ろすかのように、轟音と共に崩壊を始めた。瓦礫の山と化したホワイトハウスから、土煙が天高く舞い上がり、ワシントンの空を覆い尽くしていく。その光景は、あまりにも悲惨で、絶望的だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ