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しかし、どうしたことか、竜球はファイターマンを見ると、逃げ出し始める。
ファイターマンは、思わず首をかしげる。
各国のWEFのパイロットの、不思議な顔をする。
竜球は逃げようとっするが、崩れたビルに足を撮られ、転ぶが、そのまま駄々をこねるように手足をばたつかせる。
ファイターマンは心で、瑠璃に話しかける。
「ルリさん、これはおかしい」
「そうねぇ……」
ファイターマンはさらに続ける。
「実は日本でホログラムを観ていた時から何となく違和感があったのですが……」
瑠璃は眉をひそめて聞き返す。
「どういう事?」
「何と言うか、暴れ方が駄々を込めているというかパニックになっているというか、それに今までの宇宙生物と違って、人間を襲って食べてないのです」
瑠璃ははっと気づく
「そうね……町派壊しているけど、人を食べてないわねぇ……」
ファイターマンは自分の考えを言った。
「もしかしたらこの宇宙生物は無理やり連れてこられたのではないでしょうか?さらにまだ子供なのかもしれません」
瑠璃は納得する
「なるほど、そうかもしれないわね。。どうするのファイターマン」
ファイターマンは言う。
「私の麻酔ビームでおとなしくさせることが出来るなら……」
瑠璃は思い出す。
「あぁ、あのヒトクイに最初に放ったビームね。あの失敗した……」
「ま、そ、そうですがね……」
そして、ファイターマンは、大きく振りかぶって、青むけで手足をばたつかせている竜球に拳を突き出すように前腕を向ける。
すると前腕に装着されたアームランチャーから、青白い光を放ち、強力な麻酔ビームを発射した。
青白いビームを浴びせられた竜球は、途端におとなしくなった。
瑠璃は目を輝かせ
「わ、ファイターマン!凄い、ヒトクイの時に失敗したあのビームで、おとなしくなったわ。
の失敗したビームで」
ファイターマンは思わず
「うるさいっすよ失敗、失敗って」
さらに驚くべきことに竜球は丸かった体がしぼんでいき、それこそ竜のようなスマートな体になった。
世界や北京の人々や、各国のWEFの隊員たち、ファイターマンはあっけにとられる
すると竜球は空を見上げて、悲しい声をだす。そして、しずかに空に向かって、飛び立とう盂とするが、飛べずに落下してします。竜球は何度もトライするが、そのたびに落下し、土煙が舞い上がる。
瑠璃は、ファイターマンに言う。
「ファイターマン、やはり、これは……」
「そうですね。宇宙に帰りたいのですね。恥丘には無理やり連れてこられたんでしょう」
しかし、瑠璃は眉をひそめて
「でもなんであんなに暴れたのかしら?」
「たぶんパニックになったんでしょう」
瑠璃はさらに疑問を投げかける
「なぜ飛べないのかしら?」
「たぶんこの地球の重力で飛べないのではないでしょうか?」
相変わらず竜球は何度も空に飛び立とうとするが、失敗し、悲しい声を発する。
瑠璃はファイターマンに言う。
「ファイターマン……」
「はい、なんだか嫌な予感」
瑠璃はにっこりして
「ファイターマン、地球の重力の及ばないところまで連れて行ってあげて。空を飛ぶことはできると言ったことあったわよね。」
ファイターマンはがっくりして
「やはりこうなりますよねぇ。はい、わかりました。空を飛ぶのって実は結構、体力がいるのです。」
ファイターマンはそうっと竜球に近づいた。
竜球は一瞬おびえたようにびくっとするが、特に暴れるでもなくじっとしていた。ファイターマンは竜球を抱きかかえた。
周りの人々は息を飲む
そして、ファイターマンは竜球を抱えたまま飛び立つ。瑠璃は
「やった!ファイターマン、かっこいい!」




